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トビタテ![高校生]3期生に聞きました!

   
成功する留学スタッフ
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トビタテ!留学JAPAN[高校生コース]3期生に聞きました!

トビタテ!留学JAPAN(以下"トビタテ")とは、日本政府が設立した、留学を支援する奨学金制度。返済の義務のないいわゆる「返済不要の奨学金」です。トビタテ[高校生コース]は毎年500人の高校生を海外に送り出しています。今年で第3期の募集を終え、約1500人の高校生が海外に飛び立ちました。

そんな一人トビタテ[国際ボランティア]コースで、フィリピンでのNGO活動に参加したS君にインタビューしてみました。

衛生環境の違いに衝撃を受ける

―現地でのNGO活動内容はどんなものでしたか?

現地での活動は、ひとことで言うと貧困層の子どもたちへの奉仕活動です。現地で活動しているNGO団体の方々と一緒に各地を訪問し、様々な活動を行います。給食センターで食事の提供をしたり、文化活動をしたり、孤児院を訪問したり。衝撃的だったのはゴミ山に住む人々です。ゴミ山

フィリピンの人たちは、普通に道にゴミを捨てたりして、街自体の清潔感が日本と比較するとかなり悪いのですが、ゴミ山は収集されたゴミがヘドロ化しています。そしてその上に小屋を作って住んでいる人がたくさんいます。そこしか、住むところがないからです。

「勉強が楽しい」なんでも楽しむ子どもたち

―現地でふれ合った子どもたちの様子はいかがでした?

僕が訪問し、会ったフィリピンの子どもたちは、すごく汚いスラムに住んでいたり、貧乏で読み書きができません。でも、皆とても明るくて楽しそうで、幸せそうでした。カメラを向ければ笑顔で走って集まってきます。僕たちのつたない日本文化紹介の時間も、なんでも全力で、楽しんで体験してくれるんです。

トビタテ![高校生]3期生に聞きました!

NGOの活動で、学習支援もしました。勉強することは彼らにとって「やらされていること」ではなく「したいけどできない贅沢」。子どもたちは「勉強するのは楽しい!」と言っており、勉強したくて仕方がない様子でした。また、たくさん勉強をして大学に行ければ、いい仕事が見つかり、可能性が広がることをちゃんと知っていました。成績優秀な子のノートを見せてもらうと、そこには小さな文字でビッシリと書き込みがありました。

日本の高校生からの刺激

―日本から参加した高校生たちはどんな様子でしたか?

セブでは、日本各地から参加した高校生と一緒に、現地のNGO団体の方の活動に同行します。3週間の滞在では、体調不良になる人が続出。主に風邪で、僕もエアコンにやられて風邪をひき、薬でなんとか治しました。日本人同士の交流からも、とても刺激を受けたと思います。

日本の毎日行く学校で、自然と気の合うグループと集まるわけではありません。僕はどちらかというと、新しい交友関係を積極的に広げるタイプではないので、真逆のタイプの人と生活することで、自分に関する新しい発見がいくつもありました。

トビタテの高校生

日頃の生活、進路、将来の夢について。皆にいろいろ質問してみると、将来の夢や希望をしっかり持っていて、そのために日ごろの勉強や努力をしている人が多く、自分がのんびりしていることにやや焦りを感じました。やはりこういう活動に参加する人たちは意識が高いんだなと感じました。

―3日間のマンツーマン英語レッスンは役立った?

ボランティア活動の前のマンツーマンレッスンは大変ためになり、僕としては1週間くらい受講したかったです。ただ、先生とあまり合わないので、語学研修はなくても良かったという他の高校生の感想もありましたので、先生との相性は少し関係あるかもしれません。

学校の寮の部屋は思っていたよりは綺麗でしたが、勝手に猫が部屋に何匹も入っていたり、コンセントがエアコンのところにしかなくて、スマホを充電したらエアコンが使えなかったり、インフラは決して良いとは言えないです。僕は食事も含め、こうした環境があまり気にならず、結構快適に過ごせました。人に気を遣う性格なので一人部屋というのも良かったのかもしれません。(もともと3人部屋だったのですが、現地で予約ミスがあり一人部屋になりました)

トビタテ生として思うこと

―トビタテ生としてのアンバサダー(日本文化紹介)活動は何を行いましたか?

茶道

日本を紹介する企画として、茶道を体験してもらおうと、抹茶と茶菓子をふるまいました。語学学校で一回行い、教会での活動の中でも行いました。持参した水が足りなかったり、抹茶の配分を間違えたりと、四苦八苦しましたが何とかやり遂げ、だいたい楽しんでもらえたと思います。抹茶そのものは、子供たちには大不評。ただでさえ苦いのに、僕がウッカリお茶を多めに入れてしまったので、皆「オエ!」ってなってしまっていました。

フィリピンにはそもそも「苦い飲み物」がほとんどないそうで、NGOの方には「子供たちにとっていい体験だったと思うよ!」と言っていただくことができ、少し安心しました。

―全体を通しての感想は?

まず、行って良かったです。「辛いこと」と「楽しいこと」を比較すると、前者の方が多かったかもしれない。でも、行って良かった。

自分を見つめなおしたり、視野を広げるというすごく価値のある体験だったと思います。フィリピンの社会を見るのと同時に日本の社会に対して意識が高まり、日本の良い点、悪い点を再認識しました。貧困層との経済格差というのも、記事や写真で見るのと、自分の目で見るのとでは全く違います。そして、この活動を通じて疑問になってきたのは、果たしてボランティア活動というのは、相手のためなのか?それとも誰かを助けたいという自分の気持ちを満たすことなのか?ということです。これはNGO団体の方にも質問してみましたが、答えは明確ではありませんでした。とはいえ、活動を通じて自分は得るものが非常に多く、相手も喜ぶことならば、結果的には善なる行いなのだというのが僕の現時点での結論です。

帰国したいま、もっと長く留学してみたいし、ボランティア活動も国内でできることから参加していきたいと思っています。


―他の高校生に、留学をすすめたい?

壮行会

僕は"トビタテ生"なので、エヴァンジェリスト活動として、留学啓蒙活動を行うことになっているんですけどね(笑)。それを抜きにしても、やっぱりおすすめです。

トビタテに応募してから、壮行会、海外での体験、自分の企画を実行すること。いつもの日常から離れて、普段やらないこと、苦手なことをとにかくたくさん経験しました。普段やらないことをするから、普段考えないことを考える。留学自体、絶対しなくてはならないわけではないし、面倒臭いことや大変なことが多いです。それでも、行ってみて、視野を広げることはすごいことだと思うし、自分への課題もたくさん見つかりました。

別に全ての高校生にすすめたいとは思いませんが、迷っているなら、留学は「行って絶対に損はない」ということを、僕の正直な感想として伝えたいです。


トビタテ生のエス君

在籍する高校からは初めてのトビタテ生となったS君。彼の高校には、自分から留学したいという生徒は多くないそうです。今回のトビタテ応募は、先生方も手順など初めての取り組みでしたが、とても親切にサポートしてくださいました。

トビタテ!留学JAPAN高校生コースは、学力やスポーツなどに秀でた一部の高校生のものではなく、自分の能力や興味のあることを伸ばしたい、将来社会に役立ちたいという思いがあれば誰でも参加のチャンスがあります。

地球の歩き方スタッフ2

周りに留学した人がいない、自分の高校ではあまり留学について情報があまりない。それでも、奨学金をもらって留学するチャンスがほしい。そんな高校生がいたら、お気軽ご相談ください。
一人でも多くの高校生の参加を願っています。

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