"ホームステイ"この言葉からどんな家庭や留学体験を想像するでしょうか?
もはや「民泊」との境界線がほとんどなくなりつつあるのが昨今のホームステイ。
子どもが独立し、空いたお部屋に留学生を23人入れているのは当たり前、シェアハウス状態でホストマザー一人に留学生が5人住んでいる、なんていうお宅もあります。とはいえ、外国のリアルな生活を体験できる、学校での留学生仲間以外にホストファミリーと接点を持てる、食事つきで格安など、ホームステイにはメリットが多くあります。
ただし、ホストファミリーは実に多様な人たちがおり、ライフスタイルやホストスタイルもさまざま。
ここでは、本当にあった「ホームステイでモヤモヤした」例をご紹介します。これから留学を考えている方、ホームステイをしようとしている方は「こんなこともあるんだ」と心の準備ができるよう、参考にしてみてください。
CASE1:かわいいホストシスターがなついてくれたけど......
私は子どもが大好きなので、子どもがいる家庭をダメもとでリクエスト。結果、12歳の女の子がいるお宅にステイすることになりました。
その12歳の子は、ヘアやメイク、ファッションにも興味があり、私の持ち物にも興味津々。かわいくて私にもよくなついてくれ、私のお部屋でファッションショーをしてSNSにアップしたり、楽しく過ごしていました。
ところがしばらくすると、カーディガンやアクセサリー、メイク用品などがなくなっていくことに気づきました。おそらく、その子が盗っていたのです。
お母さんは教育熱心な厳しい人なので、どんな騒ぎになるかと思うと言いつけることもできず......その子が無邪気(風?)になついてくる様子にイラっとしだして、気まずさに耐えられず、他に理由を作ってチェンジしてもらいました。それ以外はとても居心地の良いお宅だったので残念です。
CASE2:いつも家にいるホストの友人
カナダ人白人男性一人住まいのお宅に、留学生が僕を入れて2人宿泊するとのこと。着いてみると、ホストは料理上手で楽しい方。フリーランスの仕事をしているようでいつも家にいました。
男ばかりで気楽で楽しいホームステイだったのですが、家には僕たち以外に「友人」という黒人男性がほぼ住んでいる状態。
そう、このホストはゲイの男性で、黒人男性はボーイフレンド。結果的に彼も含めて和気あいあいと楽しく過ごしたのですが、インフォメーションになかった人なので、、、正式な家族じゃないかもしれないけど、住んでいるなら事前に情報がほしかったです。
あと、男同士でたまに欧米風にいちゃつかれるのが目の毒でした......。