留学に行く際に必要な英語の能力検定のスコア。IELTSやTOEICなどたくさんあるけれど、どれを受ければ正解なの？という疑問に答えます。
IELTS
International English Language Testing System の略称。イギリスに留学に行きたい方は絶対に必要なスコアです。学生向けと社会人向けのふたつのテストがあり、留学を考えている方は学生向けのアカデミックモジュールを受けましょう。テストはリスニング、ライティング、リーディングとスピーキングの4つから成り立っています。スコアは1.0から9.0で評価され、大学合格ラインは6.0以上とされています。全国14都市でほぼ毎週実施しているので、受験しやすいことが特徴です。
受験料 25,380円（税込）
試験日 ほぼ毎週実施
主催機関 公益財団法人 日本英語検定協会
問い合わせ先 http://www.eiken.or.jp/ielts/
TOEIC
Test of English for International Communication の略称。就職活動の時に使えることや、社会人の英語レベル把握などのビジネス向けのテストであるため、日常会話の出題が多い傾向があります。テストはリスニングとリーディングの2つから成り立っており、所要時間は約2時間です。990点満点で、受験費用もほかに比べるとリーズナブルなのが特徴です。
受験料 5,725円（税込）
試験日 年に10回（1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月）
主催機関 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
問い合わせ先 http://www.iibc-global.org/toeic.html
TOEFL
Test of English as a Foreign Languageの略称。英語を母国語としない人向けのテストです。インターネットで受験し、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つの120点満点のテストです。大学受験や留学の際に受験する学生が多く、アカデミックな文章が出題されます。約4時間かかるテストなので、集中力も問われます。ほぼ毎週実施され、スコアも2週間ほどで届きます。
受験料 235ドル
試験日 年間50回以上
主催機関 Educational Testing Service
問い合わせ先 https://www.ets.org/jp/toefl
BULATS
日本人向けの英語ビジネスコミュニケーション能力を測定するテストです。オンラインとスタンダードの2種類のテストがあり、リスニングやスピーキングなど多岐にわたって受験できます。オンラインの場合は能力に合った問題が出題されるため、より正確なスコアが返ってきます。2900円から受験でき、実用的な英語のコミュニケーション能力を測ることができるため、受験者が近年増加しています。
受験料 スタンダードテスト・オンラインリーディング＆リスニングテスト 2900円
スピーキングテスト・オンラインスピーキングテスト 6900円
ライティングテスト・オンラインライティングテスト 3900円
試験日 自由に設定可能
主催機関 公益財団法人 日本英語検定協会
問い合わせ先 http://www.eiken.or.jp/bulats/
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