オーストラリア大学院卒の僕がカナダ留学をすすめる理由

オーストラリアvsカナダ

こんにちは、東京デスクのカウンセラーSです。僕は日本の大学を卒業後にオーストラリアの大学院で英語教授法を修め、大学で教鞭をふるう傍ら博士課程の前期を修了してきました。ビクトリア州のメルボルンにて勉強・研究三昧、計5年半オーストラリアに在住。そんな僕が先日初めて仕事でカナダを訪れました。カナダはオーストラリア以上に英語学習に最適な留学先だと感じ、国や街にもすっかり魅了されてしまいました。そのポイントをご紹介したいと思います。

バンクーバーの都市インフラと環境にときめく

今回はカナダ西部ブリティッシュコロンビア州、アルバータ州を中心に廻ってきました。留学先で最も人気のあるバンクーバーでは、人気の理由に納得。バンクーバーの街のインフラは最高です。人々の足であるスカイトレインは7分おきに運行していますので、どこへでも自由に行くことができます。

そして、町全体が美しい海と雄大な山脈に包まれているという贅沢！日本も海と山の多い国ですね。そのせいか、海と山がセットである環境は異国でもなんとも癒されるのです。オーストラリアにも美しいビーチがたくさんありますが、カナダのように雄大な山の景色や緑あふれる自然と共存していることはなかったので、なんて美しい住みやすいところなんだと感動しました。

耳にやさしい英語にうっとり

オーストラリアで留学してオージー英語に慣れているとはいえ、僕は日本人英語学習者。耳に心地いいのはやはり昔から慣れ親しんだ北米の英語なんです。

耳に優しい英語

カナダは移民が多い国ですが、何世代か前に移住してきてカナダで生まれ育った移民ジュニアがたくさん住んでいます。そのため、移民（または移民に見える）人口が高くても、町で耳にする英語はカナダ・ネイティブの美しい発音が多いのです。同じアメリカやイギリスの都市部ですと、飲食業・運送機関従事者に移民が多く、街では実に雑多なアクセントを耳にするものです。その点、カナダは大都市バンクーバーでもそんなに強いアクセントを感じません。留学先のアクセントにこだわる人には良い側面だと言えます。

学びの環境レベルの高さにワクワク

中心的に訪問したのはカナダのカレッジです。カナダの教育制度では、高校卒業後の専門学校兼総合大学の予科としての位置づけといったところでしょうか。全てのカレッジではないかもしれませんが、僕が見たカレッジは一様に学習に関連する学内設備が充実していて専門課程としても十分成立する専門性を満たし　教授陣のアカデミックレベルが高い　と、学習環境の良さに驚かされました。それもそのはず、これらのカレッジにはBachelor(学士、通常4年制大学卒業し取得)を取得できるコースも多いのです。

僕は大学が好きなので、ワクワクしましたね。

Langara College-バンクーバーにあるカレッジのひとつ

ただ、怠けがちな学生はついていけないかもしれませんのでご注意ください。結構、授業も課題もみっちりです。英語力他の入学基準は、総合大学に比べるとハードルが下がりますので、しっかり学び自分の専門性を高めたいとか、カナダの大学を目指しているが、直接入学にはやや実力不足の方は是非チャレンジしていただきたいですね。

語学学校からこれらのカレッジに進学できる、提携カリキュラムを組んでいる学校もあり、そうした次の進学先を見据えた学校にはおのずと真剣な姿勢で授業に取り組む学生の姿が多く見られます。カナダのカレッジに時間や努力のロスなく行きたい人、真面目に英語力を伸ばしたい人には、そうした学校はおすすめです。

カレッジ進学におすすめの学校　International Language Academy of Canada

今回視察したカレッジ
Niagara College/St Lawrence College/Thompson Rivers University/LCI Education Network Lambton College/Langara College/ New Caldonean College/Conestoga College/ Vancouver community College/Georgian College/Le Cordon Bleu/JCI institute/Fanshawe College/Durham College ほか

(余談)顔が血まみれになってしまったハプニング

カナダのホテルで顔が血まみれに......。理由は男性ならピンときそうですが、そう、ホテル備えつけのカミソリです。極力荷物を少なく旅する僕は、ホテル泊なのでアメニティにカミソリくらいあるだろう、とカミソリを持参しなかったのです。これが大失敗。カミソリの歯に負けて（もちろんシェービングフォームはつけました）、顔が傷だらけで血まみれに。。。翌朝からカサブタになり、同行者や訪問相手に要らぬ心配をかけてしまいました（汗）。肌が弱い男性は、日本からカミソリを持参ください！手にもつでは持ち込めませんので、スーツケースにいれてくださいね。