メリーランド州ボルチモア。ここは、1729年に南部産のタバコの輸出のため開港して以来貿易港として発展したアメリカ東部の大都市です。毎年多くの旅行者が、インナー・ハーバー(Inner Harbor)のボルチモア水族館(National Aquarium, Baltimore)、フォート・マクヘンリー要塞(Fort McHenry)などを訪れますが、市内で3月下旬から1週間ハーバー・イーストで開催されるライト・シティ(Light City)の光のイベント、中心部から少し離れたハムデン界隈のハン・フェスト(Hon Fest)、地元ボルチモア・オリオールズのスタジアム、オリオール・パーク・アット・カムデンヤード(Oriole Park at Camden Yards)でのファン・フェスト(FanFest)と呼ばれるオリオールズのファン必見のフェスティバル等も、近年の人気アトラクションとなっています。 また、インナーハーバーから約1.6?のジョンズ・フォールズ・エクスプレスウェイ(Jones Falls Expressway;JFX)の高架下で開かれるボルチモア・ファーマーズ・マーケット&バザー(Baltimore Farmers' Market & Bazaar) も、特に一押しのおすすめのスポット。 このマーケットは、今年は4月23日に営業を開始しましたが、12月17日まで毎週日曜日の午前7時から午後12時の間営業しているとのことです。野菜や果物、植物はもちろん、地元ならではのお土産・雑貨も購入できますし、屋台で様々な飲食物を購入し、ショッピングを楽しみながら簡単な食事を済ますこともできます。 ボルチモア・ドット・オーグ(Baltimore.org)の2016年度の統計資料によると、昨年約25.200.000人がボルチモアを訪れたというデータが出ています。実際、私も自分の足でマーケットや地元の商店に出向いたりレストランで食事をしたり、また、趣向を凝らした様々な地元のイベントに参加してみて、ボルチモアを訪れる人の人数が毎年増え続ける一方であるということに、心から納得できるのです。 ワシントンDCのユニオン・ステーション(Union Station)からボルチモアのペン・ステーション(Penn Station)まではアムトラック(Amtrak)で約40分。グーグル・マップによると、MD-295号線を使うとユニオンステーションから約38マイルなので、約1時間の運転で到着することができます。首都ワシントンDCとは少し趣の違う港町ボルチモア。この夏、ぶらりと訪れてみませんか? 【データ】ハーバー・イースト公式ウェブサイト(Harbor East Official Site)URL: http://www.harboreast.com/ボルチモアナショナル水族館(National Aquarium, Baltimore)住所: 501 East Pratt Street Baltimore, MD 21202TEL:410-576-3800 (9:00~16:30)開館時間:月~木曜日9:00~17:00 金曜日 9:00~20:00 土曜日 9:00~18:00 日曜日9:00~17:00 入館料:URL https://aqua.org/ticketsURL:https://aqua.org/ ボルチモア・ファーマーズ・マーケット・アンド・バザー(Baltimore Farmers' Market & Bazaar) 住所(開催地):the Jones Falls Expy at Holliday & Saratoga Streets,Baltimore, MarylandTEL:410-752-8632ハーバーイースト界隈の立体駐車場エクセター・ストリート・ガレージ(Exeter Street Garage)住所:650 S. Exeter Street, Baltimore, MD 21202フォーシーズンズホテル地下のレッグ・メイソン・タワー(Legg Mason Tower/Four Seasons Hotel Garage)住所:200 International Drive, Baltimore, MD 21202 ホールフーズマーケット(Whole Foods Market Garage)住所:1008 Aliceanna Street, Baltimore, MD 21202*買い物をすれば支払い時に無料駐車券をもらえます(2時間以内) ボルチモア市に関する参考資料URL:http://www.baltimoresun.com/news/maryland/baltimore-city/bs-bz-baltimore-population-loss-jumps-20170322-story.htmlURL:http://baltimore.org/sites/default/master/files/pdf/annual_report_2016_webfile.pdf 舞林鳥 恵80年代後半から日米間を往復する暮らしを始め、現在DCから小一時間の田舎町で夫とのふたり暮らしを満喫しています。カントリーライフの醍醐味をHappyNest in Americaにて配信中。ワシントンDC周辺の観光名所や魅力的な穴場スポットの情報をお届けします。