
台北から高速鉄道で2時間弱で行ける台湾の南の都市「台南」は台湾最古の街といわれる文化と伝統発祥の地です。
その台湾の中でも最も古い歴史を持つのが台南の中心部から少し離れた安平地区。台南駅からバスで20分〜30分程度で行くことが出来ます。


安平にはオランダ統治時代の軍事要塞「安平古堡」や、ガジュマルが家を覆っている「安平樹屋」、台湾で最初の街と言われる「延平老街」など、見どころは盛りだくさんですが、中でも楽しいのが、安平住宅街の散策です!


「延平老街」の北側には細い路地が入り組んだ、今でも人が住んでいる住宅地があります。そこの住宅街は伝統的な家屋が多く残り、何ともノスタルジックな雰囲気!とても風情があります。



安平地区の住宅は屋根の低い赤いレンガ造り。また門の上には剣を加えた獅子を飾る習慣があります。
ちょっと沖縄の「シーサー」と似ていますが、安平の獅子は魔よけの意味に加え、番地代わりの様な役割もあったと言われています。


風情のある狭い路地には井戸があったり、神木とされる巨大な木がはりだしていたり、伝統家屋をつかったカフェがあったり...うろうろと迷っていると色々な発見があって、何時間も散策してしまいます。
また、伝統家屋をつかったお土産屋さんもあり、お店の中はとてもきれいで可愛い雑貨が沢山あるので買い物にも楽しいです。


さらに、この地区は有名なスイーツ「安平豆花」や台南名物「エビ捲き(蝦捲)」など美味しいレストランも沢山あるので、お腹も満足できます!

台南の中心地の雰囲気もいいけれど、よりノスタルジックな街「安平」はとってもオススメ。ぜひ足を運んでみてください!