
Aloha!4月から乾季に入り、いよいよベストシーズン到来のハワイにある語学学校ICCから現地の食文化をご紹介します!
ハワイのお食事というと何を思い浮かべますか?ロコモコやアヒポキ、アサイーボールは日本でも人気があるハワイ料理ではないでしょうか?ハワイには伝統料理もありますが、実はパシフィックリム(Pacific Rim)と呼ばれるスタイルがハワイでは主流と言って良いと思います。

パシフィックリムは“環太平洋”という訳になりますが、どのようなお料理かと言うと西洋と東洋の料理をハワイの食材を用いて作られた、まさにアジアと欧米の間に位置するハワイを体現したようなお料理と言えます。
例えばこちらの前菜、リゾットコロッケには海苔のペーストが敷かれているんです。その脇にピクルスというかまぁ酢の物ですね、キュウリと人参が添えてあります。

またまた前菜ですが、こちらはステーキハウスで頂きましたがマグロのユッケです。松の実や梨と合わさっていますが、小脇にあるのはパン!

メインでも銀鱈を枝豆のソースと合わせて洋風に仕立てています。

このような感じで、ワサビや海苔なんかはもちろん、一般的に西洋人が食べないとされる生魚もハワイでは当たり前に食べるというのがハワイならではと言って良いのではないでしょうか。
これは一般家庭でも同様で、さすがに納豆はポピュラーとは言えないのですが、キムチや緑茶のティーパック、お醤油等がストックされているのも珍しくはありません。

料理名からもこのフュージョン具合が読み取れます。
例えば、天ぷら粉で上げたマグロの巻き寿司(Tempura Crusted Ahi Roll)、チャーシューチキンのサラダ(Char siu Chiken Salad) は焼豚ではなくそのタレでマリネしたチキンのサラダ、白身魚にふりかけをまぶしたラップ(Furikake Mahi Wrap)等など。
英語でさらっとチャーシューとかふりかけとか書いているのが楽しい。英語のメニューしかないところでも、よくよく見ると一体どんな料理なのか分かる可能性大ですよ!

中華料理やイタリアン等は世界中どこに行っても食べられるけれど、このハワイ独特のダイニングスタイルはハワイ以外では味わえないのではないかと思うほどです。

味には全く触れていませんでしたがもちろん美味しい!!慣れ親しんだ食材が並んでいるので当たりまえかもしれませんが、そのよく知る食材たちがハワイという南の島でユニークなアレンジを加えられ、新しい料理として現地の人に愛されているなんてちょっと感動すらします。
ハワイと言えばビーチやショッピングですが、ダイニングシーンも見逃せません!是非、ハワイで新しい食体験してみませんか?

Intercultural Communications College
Aloha!ハワイの語学学校Intercultural Communications Collegeの小川ひろみです。3年間のハワイ留学を経て、現在はハワイの語学学校に勤務し、日本とハワイを行き来するデュアルライフを送っています。
語学学校を通し、世界中から集まる学生と触れ合い、ハワイ留学の魅力、現地での生活や英語学習へのアドバイスをお伝えしています。
ここでは遊び・学び・生活に関連したハワイの様々な情報を発信していきたいと思います。