![リンツのウサギ型チョコレート](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/17033104434277440.jpg)
キリスト教関係の祭日ではキリストの生誕を祝うクリスマスが一番有名ですが、キリストの復活を祝う「イースター」もそれと同等、もしくはそれ以上に重要な祭日とされています。昔からの予言通りに弟子の1人に裏切られ、十字架にかけられ処刑されてから3日目に復活したことは、キリストが生涯に起こした数々の奇跡の中でも最大の奇跡と言われているからです。
そのイースター、「春分の日のあとの最初の満月から数えて最初の日曜日」とされるため、3月末から4月末にかけてと、年によって幅があります。
今年のイースターは4月16日の日曜日。
今、雑貨や菓子類を扱うお店ではイースター・フェア真っ盛りです。
「復活」は生命の象徴という意味から、子沢山なことで知られる「ウサギ」や春に生まれキリスト教には重要な意味を持つ「子羊」、生命のパッケージとしての「タマゴ」がイースターのマスコットになっています。この時期にしか出回らない可愛い小物や小さなお菓子がたくさんなので、春のお土産にもってこいです。
![リンツのミニミニチョコシリーズ](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/17033104434283567..jpg)
どんなイベントの時にもチョコレート無しは有りえないアメリカ社会。トップ画像は手のひらサイズの大きめのウサギのチョコレート、すぐ上の写真は小さな人差し指ほどの小さなチョコレート、どちらもリンツの製品です。滑らかで濃厚な味わいです。
![スーパーのチョコの中では濃厚で人気のDove](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/17033104434286940.7..jpg)
スーパーやドラッグストアでお手頃に買えるチョコの中では定評のあるDoveのチョコレートうさぎ。ダークチョコレート(セミスイート)とミルクの2種類があります。
![イースターグッズ売り場のウサギチョコの棚](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/17033104434290195.8..jpg)
他のブランドも一斉にウサギ型のチョコレートを売り出していて、棚いっぱいに広がった様子は目移りしてしまいますね。
![昔からイースターに出回るマシュマロ菓子](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/17033104434293612..jpg)
イースターといえば「ピープス」と言われるほど、アメリカ人の間では切っても切れないヒヨコ型のマシュマロ菓子です。この色から想像するように、食べると口の中がこの色に染まります(笑)。1950年代から製造されているのだそうで、このマシュマロを映画などの登場人物に見立てたジオラマコンテストも開かれます。
私はマシュマロが甘すぎてダメなので食べたことはないんですが…
![今年はじめて見かけたフレーバー付きのマシュマロ菓子](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/17033104434296500.7..jpg)
こちらは今年はじめて見かけたフレーバー付きのピープス。左からブルー・ラズベリー、サワー・ウォーターメロン、フルーツパンチ。甘々のマシュマロに酸っぱいスイカ味って、怖くて手が出ませんでした。これは観賞用のお土産ですね。
![プラスチック卵ケースの売り場](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/17033104434299514.6..jpg)
イースターで小さなお子さんたちが楽しみにしているのは、広いところにバラまかれたタマゴを探して数を競う「エッグ・ハンティング」です。たまご型のプラスチックケースの中に、子供が喜んでくれそうな小さなお菓子やオモチャを入れます。
教会の庭などで行われることが多いですが、イースターの日曜日の朝に家の中のあちこちにこれを隠しておいて探させるのは、アメリカでは子供時代の懐かしい思い出になっています。
![キャラクター物の卵ケース](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/1703310443433117.6..jpg)
つるんとした普通のたまごケースだけではなく、この頃はキャラクター物もたくさん。イースターの時だけでなく、小物入れや小さなプレゼントのラッピングに使うと可愛いです。
![ハーシーズのイースター限定チョコ](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/1703310443436109..jpg)
たまごサイズのケースは小さいので、先にご紹介したウサギ型よりも小さなチョコレートを入れます。こちらはハーシーズからイースター限定のパステルカラーのフォイル包みのキスチョコとたまご型チョコ。左上のはウサギがニンジンを食べることからイメージしたんでしょう、キャロットケーキ風味のホワイトチョコのキスです。
![茹で卵染色キット](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/17033104434315278..jpg)
ところで今はプラスチックのケースが使われますが、シニアの方などによれば昔は本物のゆで卵でエッグハントをしたのだそうです。今ではさすがにエッグハントはしないものの、昔と同じようにゆで卵の殻に飾り付けをする風習は残っていて、イースターグッズ売り場にも染色キットが売られています。
本式はろうけつ染めのような手法を使ったりもするそうですが、こちらは色を水に溶かして殻ごとのゆで卵を沈めて染めます。手軽に模様が作れるようにシールとセットになったものがよく売られています。
![いろいろなイースターバスケット](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/17033104434312256.1..jpg)
エッグハントには子供たちは手に手に可愛いバスケットを持ち、見つけたたまごを入れていきます。編んだカゴも可愛いですが、真ん中の段にある手提げ袋のようになった布製のが壊れにくいしフワフワで可愛いというので、近年はよく売られています。
イースターにはウサギの妖精であるイースターバニーが子供たちに小さなおもちゃ等が入ったイースター・バスケットを運んでくるという言い伝えもあり、セット詰めのが売られてもいますが、一番下の段にある一色のを買い求めて自分で選んだものを詰める人も居ます。
![イースターバスケット用の小さなおもちゃ](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/1703310443439203.1..jpg)
そんな人達のために、仮設の1ドルショップが出現するのもこの時期ならでは。駄おもちゃとも言えるような、すぐ壊れるようなおもちゃですが子供たちには魅力的で、このそばを子供連れで通り抜けるのはかなり苦労します。
![イースター用製菓用品](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/17033104434318774.2..jpg)
最近はTVでもベーキング関連の番組が増えたせいか、季節ごとの製菓用品売り場が充実するようになりました。今もインスタントで混ぜるだけのケーキミックスが主流なことは変わりませんが、飾り付けは自分でという人は確かに増えています。日本でも人気のあるウィルトンの製品など、スイーツ作りが趣味の人へはいいお土産になりそうですね。
![レゴのヒヨコ](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/17033104434322025.9..jpg)
イースター売り場、レゴも参入していました。10ドルの小さな箱なので、お子さん用のお土産にいいかもしれません。
![カントリー調のイースター・デコレーション](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/17033104434324784.3..jpg)
お部屋用のカントリー調グッズ。ウサギがつくと何でも可愛くなって、全部欲しくなってしまいます。
![スターウォーズもイースター](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/17033104434327661.4..jpg)
こちらは高さが50cmぐらいもあるので、お土産用には大きいですが、BB-8にウサギ耳とか、ダースベーダーちゃんがプレゼントとか、ちょっとノリ過ぎかな〜とも思ったので紹介させていただきました。きになるお値段は15ドルから20ドルといったところだそうです。
今回ご紹介したイースター・グッズはスーパーやドラッグストアで気軽に買えるものばかりです。街歩き中にお店を見かけたら、ぜひチェックしてみてください。
【データ】
※この記事で取り上げた店
店名:フレッド・マイヤー(シアトル地元店)
住所:915 NW 45th St, Seattle, WA 98107
TEL:(206) 297-4300
URL:https://www.fredmeyer.com/
営業時間:年中無休 7:00〜23:00
お近くの店舗の検索は下記URLより郵便番号を入力してください
https://www.fredmeyer.com/storeLocator?hash=findStoreLink
店名:ターゲット シアトル店(全国チェーン店)
住所:1401 2nd Ave, Seattle, WA 98101
TEL:(206) 494-3250
URL:http://www.target.com/
営業時間:年中無休 7:00〜23:00
お近くの店舗の検索は下記URLより郵便番号を入力してください
http://www.target.com/store-locator/find-stores
店名:バーテル・ドラッグス(シアトル地元店)
住所:1628 Fifth Avenue Seattle, WA, 98101
TEL:(206) 622-0581
URL:https://www.bartelldrugs.com/
営業時間: 月〜金曜 6:00〜22:00
土曜:7:00〜22:00
日曜:8:00〜22:00
お近くの店舗の検索は下記URLより郵便番号を入力してください
https://www.bartelldrugs.com/store-locator/
店名:ウォルマート・スーパーセンター(レントン店)
住所:743 Rainier Ave S, Renton, WA 98057
TEL:(425) 227-0407
営業時間:6:00〜24:00
お近くの店舗の検索は下記URLより郵便番号を入力してください
https://www.walmart.com/store/finder
![Eko](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/writer/52.jpg)
Eko
夫の転職に伴い渡米、シアトルに住み着いて、気が付けば20年になりました。仕事、子育て、学業と突っ走って来ましたが、2011年3月の震災をきっかけに、微力ながら復興のお手伝いをさせて頂いています。長年住んでいるからこそ知っている昔話など交えつつ、大人の、または家族で、そして子供向けと、シアトルの色々な楽しみ方をお届けします!