≪本日は、ジュラ州に住むスイス情報.comスタッフからの情報です。≫
フォンデュといえば、チーズフォンデュが日本でも人気がありますが、「フォンデュ・ペイザン」をご存知でしょうか?直訳すると、「農民のフォンデュ」となりますが、日本でいう串揚げのようなものです。通常、揚げる具材は七面鳥のみで、パン粉につけ、専用のフォークで刺して揚げ、お好みのソースにつけていただきます。レストランによって異なりますが、付け合せとして、サラダ、フライドポテト、パンなどがあります。さらに、その付け合せはお代わり自由だったりもします。
今回、大人数でパーティをしたのですが、その際ケータリングでフォンデュ・ペイザンをオーダーしてみました。必要な材料やツールは全て用意してくれ、取り皿とフォーク、ナイフなどだけ自分で用意します。
まず、専用の油を温め、適温になった頃にフォンデュ・ペイザンの鍋に油を注ぎます。
こちらのレストランでは、七面鳥の代わりに鶏肉でした。通常のパン粉以外にも、カレー味のパン粉などもあります。
ソースは、ニンニクソース、カクテルソースなど、マヨネーズベースのものばかりですので、日本のウスターソースも持参しました。
また、手順は串あげと同じなため、豚肉とキノコも揚げてみたところ、日本人には好評でしたが、スイス人には、見慣れないためか、どうしたらいいのか理解できないのか、鶏肉の方が人気でした。
スイス人の中でも、フォンデュ・ペイザンを知らなかった人もおり、みんなでワイワイしながら食事できた素敵なパーティとなりました。
【今回利用したケータリング&肉屋 Quiquerez Louis】
住所:chemin des Eperviers 9 2908 Grandfontaine/JU
電話:+41 (0)32 476 66 52
HP:http://www.quiquereztraiteur.ch/
フォンデュ・ペイザン(サラダ・ライス・鶏肉):18スイスフラン/1人
田山 貴子
日本から欧州移住を目指して求職し、スイスの大企業に雇われて2000年2月よりベルン在住。10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業し、幼稚園から高校までのスイスボーディングスクール留学の現地サポートや、スイス在住日本人仲間と【スイス情報.com】としてスイスの生情報の発信、スイスを訪問する企業や観光客のサポートをしている。ご連絡は、こちらへどうぞ。