●「義理チョコ」
日本のバレンタインデーには「義理チョコ」の文化がありますが、世界的に見ると少し珍しい習慣みたいです。
アメリカやイギリスのバレンタインデーでは友達同士や家族同士でも、日ごろの感謝の気持ちを込めてちょっとしたプレゼントをすることはあります。しかし、それはバレンタイン・カードにドラッグストアで買えるチョコやお菓子を添えてプレゼントする程度で、日本のように手作りのものや、箱詰めされたチョコレートをプレゼントするほどではありません。
海外メディアで世界のバレンタインデー事情の記事を見ると、日本の「義理チョコ」に該当する英単語がなく、"Obligation(義務) Chocolate"と意訳されています。
友達や家族にあげるバレンタインデー定番のお菓子"Sweethearts"
そもそもアメリカやイギリスのバレンタインデーは、男性が彼女や奥さん、意中の女性を喜ばせるために花束をプレゼントしたり、ロマンチックなデートをセッティングしたりするカップル向けの日。ただでさえ男女の役割が逆なだけでなく、さらに女性が手作りのチョコレートをプレゼントするとなると結構驚かれるようです。
留学中の方はぜひ日本のバレンタインデーの文化をクラスメイトに紹介してみてはいかがでしょうか?