今日は2月9日"肉の日"!意外と知られていませんが、アメリカ人はBBQに並々ならぬこだわりを持っています。今回は肉の日に相応しいアメリカのBBQ事情についてご紹介します。
BBQとは米国人のソウルフードのひとつであり、一家団欒の象徴。
アメリカ人にとってBBQとは一家団欒の象徴。一軒家の庭には必ず1台はBBQグリルが置いてあると言われており、家長たる父親がピットマスター(鍋奉行ならぬBBQ奉行)として家族に料理を振る舞うのが一般的。
ただ肉を焼くのではないのが本場のBBQ
単にグリルに肉を乗せて焼くのがBBQだと思ったら大間違い!バーベキューは牛や豚のブリスケット(肩バラ)、チャックロール(肩ロース)など、比較的固くて安価な部位が基本となります。
遠火にしてじっくりと時間をかけ調理する。いかに固いお肉をやわらかく仕上げるかに情熱を注ぐのがBBQの美学なのです。
焼き方ひとつを取ってもスモーク、ロースト、燻製、直火焼きなど様々。地域によって多種多様な調理法やソースを取り入れており、それをさらに各家庭が独自レシピに昇華させているのだとか。
家庭の数だけBBQのレシピが存在する、とも言われているから驚きです。
特にBBQのメッカと言われる州は次の通り
ノースキャロライナ州(ビネガーベース)
ケンタッキー州(トマトとビネガーのミックス)
テネシー州(マスタードソース)
ジョージア州(甘めのトマトソース)
テキサス州(甘くて濃いトマトベース)
メッカのひとつであるテネシー州では毎年5月に世界大会が開催されています。その名も"ワールド・チャンピオンシップ・バーベキュー・クッキングコンテスト"。25を超える州と世界から「我が家のレシピこそは!」と思うピットマスターたちが集い、BBQの調理技術を競います。
ホストファミリーとBBQをするときに使える英語を紹介!
アメリカに留学中、ホームステイを利用していれば、ご家族の好意でBBQをごちそうしてもらえるかも?!最後にBBQで使える英文をいくつか紹介します。
- It's my first time having an american barbeque.
訳)アメリカ式のBBQを食べるのははじめてです。 - I barbecued with my host family last weekend.
訳)この間の週末はホストファミリーとBBQをしました。(BBQは動詞としても使えます!) - Could you please cook a little more?
訳)あともう少し焼いてもらえますか? - Could you please pass me the sauce?
訳)ソースを取っていただけますか?(一口目はソースをかけずに、素材の味を楽しむべし、と考える人もいるらしいです)