ヨルダンの首都アンマンで素敵なハンドクリームに出会いました。 そのお店の名前は「ソープハウス(SoapHouse)」。ヨルダンの首都アンマンにあります。お洒落スポットの集まる"レインボーストリート(RainbowStreet)"を奥まで進み、路地を少し進んだ先に突然現れる洋風の建物が店舗です。 丁寧に手入れされた季節感のある花々が出迎えてくれるエントランス。店内に入ると、これまで通ってきたアンマンの店とは一風違った雰囲気を感じられます。 1930年創業のソープハウスでは、その名の通り石鹸、そしてボディケアやフレグランスが売られています。店内は石鹸などからくる香りでいっぱいでとても心が落ち着きます。ソープハウスで扱う"TRINITAE(トリニティ)"ブランドは、ヨルダンで作られ、香料やパラベンなどの化学成分が使われていない無添加で完全オーガニックという、自然派が一つのうりになっています。 注目すべきはその成分!ヨルダンと聞いてパッと思いつく方も多いかもしれませんが、ソープハウスが扱う"トリニティ(TRINITAE)"製品は死海でとれる成分を使っているのです。死海とは、イスラエルとヨルダンに囲まれた海抜マイナス400m以上の塩湖です。塩分濃度が高いため「浮くことができる!」ということでも有名ですね。この高い塩分とミネラルは人肌を潤わす効果があり、死海の成分を使った化粧品やバスソルトは大変人気があります。数年前に別ブランドで死海の成分を使ったスクラブが流行りましたよね。ソープハウスでも例に漏れず販売されています。香りも多岐に渡り、健康志向の女性に人気のキーワード「シアバター」を使ったものもあります。パッケージの色も美しく、お土産にも良いですね。スクラブは種類により値段が変わり、25ドル〜45ドル(約2841円〜5115円)です。 オンライン価格になりますが、ハンドクリーム(オリジナル)は18ドル(約2046円)です。ハンドクリームは塗ったあとに成分が肌にしみ込む感じがし、香りもアロエの香りがほのかに残ります。使い切らないハンドクリームをたくさんもっている筆者が初めて(?)使い切り、ヨルダンへ旅行する友人にご足労をかけ追加注文をお願いしたほどです!潤いも長続きします!これは本当にお勧めです! 先にも述べましたが、ソープハウスは丘の上に伸びるレインボーストリートの先にあります。ですので、店の前からはアンマン市街を眺めることができます。しかもアンマンでは街じゅうに響き渡るほどのコーラン(イスラム教のお祈り)が流れているので、理解ができなくてもじっと立ち止まってコーランのなめらかな音色を聴きながら景色を眺め続けてしまいます。ソープハウスの館内が洋風な装いなので、外を出た瞬間イスラム教のかおりが漂う現実にどこか不思議な感じがしてしまうのも面白い思い出になるのではないでしょうか。【データ】店名:ソープハウス(Soap house)住所:Soap House, Rainbow St 8BAmman営業時間:土曜〜木曜 午前9時30分〜午後7時 金曜午前11時〜午後6時URL:http://trinitae.com/trinitaestore/trinitae/en/ サリーアラブ首長国連邦はドバイで暮らしています。超高層ビルが立ち並び、200以上の人種が暮らすドバイ。ふと横に目をやると、モスク。そして町の奥には砂漠。近代と昔ながらが混在する国際都市ドバイから、面白いアラブの世界を紹介します。