「ホテル・コッツィ台北・民生館」は、民生東路沿いにあるモダンでおしゃれなシティーホテルです。2013年にオープンした新しいホテルで、MRTの行天宮駅まで徒歩5分とロケーションもばっちりです。
床に敷き詰められた大理石がまぶしいモダンなデザインのロビーは、ゆったりとしたリラックスできる空間で、チェックインの時から快適さを感じることができます。奥に2階に上がる階段があり、さらにその向うにレストランがあります。階段の上は、朝食会場にもなるラウンジがあり、宿泊客は自由に使うことができます。こちらは、後程ご紹介することにして、まずは客室をご覧ください。
「コンフォートルーム」は、スタンダードなカテゴリーのお部屋で、広さは26?とシティーホテルとしては標準的な広さです。
使いやすいワークデスクに、すわり心地のよい椅子、ビジネスでの利用にも最適です。
コーヒー、紅茶に緑茶もそろったお茶セットは収納も美しいですね。冷蔵庫内のソフトドリンクは無料です。セフティーボックスは、デスク横の引出の中にあります。
バスルームです。このカテゴリーの客室にはバスタブがなくシャワーのみです。トイレはウォシュレット付です。
アメニティーは、引出の中にくし、髭剃り、シャワーキャップ、綿棒、歯ブラシ、ボディーローションが揃っています。ドライヤーは、洗面台の引出の中にあります。シャワーブースには、シャンプー、コンディショナー、バスジェルが置いてあります。クローゼットの中にバスローブがあります。
「コッツィルーム」は、広さが30?ありゆったりしています。窓際に小さなソファが置かれています。デスクは、長いカウンターのようになっており、物を置くのに便利です。バスルームには、長くてゆったりとしたバスタブがあり、シャワーブースも別に設置されています。
「コッツィコーナールーム」は、コッツィルームと同じく広さは30?ですが、コーナーにあるため、バスルームにも窓があります。窓がある関係で、バスタブは独立しており、かなり深いタイプのものが使われています。
「コンフォートスイートルーム」は40?あるゆったりとしたお部屋で、小さなリビングスペースも付いてます。窓も大きく、とても明るいお部屋です。バスルームにも贅沢にスペースが割かれています。
ホテル内にあるレストラン「コッツィ・キッチン」は、世界のサンドイッチが食べられる、サンドイッチ専門店です。スペシャルコーヒーを始め、飲み物も充実しています。
営業時間
平日
ランチ：11:30-14:30
アフタヌーンティー：14:30-17:00
ディナー：17:00-22:00
土・日曜
ブランチ：9:30-14:30
アフタヌーンティー：14:30-17:00
ディナー：17:30-22:00
コッツィ・キッチンに併設されている「コッツィ・ベーカリー」では、様々な種類のパンやケーキが販売されています。サンドイッチ専門店だけに、こだわりのあるパンは、5つ星ホテル出身のパン職人が焼き上げており、地元でも評判です。
このホテルの最大のポイントは2階にあるラウンジです。ほぼ1フロア分の面積を贅沢に使ったゆとりある空間で、明るくて居心地の良い場所です。朝は、ここが朝食会場（6:00-10:00）になります。その後は、宿泊客は自由に使えるラウンジとして開放され、飲み物（アルコールを除く）や軽食も常時用意されています。
平日の17:30-23:00は「ハッピーアワー」となっており、アルコール類を1杯注文すると2杯目は無料になります。
日本語の新聞も用意されています。
こういったラウンジサービスは、通常ハイグレードな客室の宿泊者に限られるのですが、このホテルの場合、全宿泊者が利用できるというのがすばらしいですね。
なお、このラウンジでの朝食やハッピーアワー、その他の時間帯も有料で宿泊者以外も利用することができますので、他のホテルに泊まってラウンジだけ利用するという手もあります。
２階にはラウンジの他にジムもあります。
朝6:00-22:00まで利用できます。
新しいホテルで内装がきれい、デザインがモダンでおしゃれ、地下鉄の駅にも近い、ラウンジが利用できる、大きな欠点がないホテルと言えます。その分、値段は安くはありませんが、その価値は十分にあると言えるでしょう。
家族連れやカップルはもちろん、ビジネス客にとっても使いやすいホテルです。
【ホテル情報】
住所：台北市中山区民生東路二段178号
Tel：886-2-7706-3600
客室数：135室
チェックイン：15時
チェックアウト：12時
行き方：MRT行天宮駅から徒歩5分
阿部 吾郎
24年間旅行会社に勤務した後、2013年に独立し「トラベルガイド株式会社」を設立。「人がそこに行きたくなる写真」をテーマに国内外で写真撮影を行っている。同社が運営するマレーシアの旅行情報サイト、トラベルガイド・マレーシアにも自身で撮影した写真が多数使われている。その他、旅行写真素材の販売、旅行記事の執筆、旅行会社へのコンサルティングなどを手掛る。最近はマレーシアに年４~5回程度渡航。その他、旅行会社時代の経験も含め得意な方面は、台湾、香港、マカオ、シンガポール、アイスランドなど。
