マレーシアの北部アンダマン海(The Andaman Sea)に浮かぶランカウイ島(Langkawi Island)。ターコイズ色のビーチで過ごす南国独特の時間の流れや雰囲気が気に入って、リピーターも多いことでも知られています。
長期滞在者、リタイアメント、ツーリストが行き交う、島随一の繁華街のクアタウン。街はずれの角に佇むのがカプチーノ・ハウス(Cappuccino House)には、どこからともなく人々が集まってくるようです。
コーヒー、軽食、ビールといわゆるなんでもあるカフェらしく、時折お客さんがふらりと入ってきます。常連さんにはオーダーを取らず、いつも飲んでいると思われるビールをテーブルにポンと置く。日本でも見かける懐かしさを感じるスタイル。
夜が遅いマレーシア。夕方でしたがちょっとフードメニューを頼んでみました。
こちらはチキン・ウィング(Chicken Wing)。一皿に3個入っていてRM11.5(約300円)。これが頼んでから20分近く時間がかかったのですが、丁寧に焼かれているらしく油は落ちていてあっさりと美味。添えられているチリソースがアクセントに。この値段は屋台街などと比べると割高ですが、それでも納得。
スパイシー鶏チャーハン(Chicken Spicy Fried Rice)はRM9.9(約260円)で、マレーシアらしく辛さはほどほどで後からほんのりと甘みが広がる味。一緒に炒められているのは、マレーシアの万能だしとも言えるイカン・ビリス(ikan bilis)。日本でいうじゃこのようなもので、いろいろな料理に使われています。市場などでは山盛りになっており、量り売りされているのを見かけます。
そして、なんといってもランカウイ島は酒税がないのが魅力。タイガービール(Tiger Beer)をマグ(Mug)というサイズで頼みましたがRM9(約235円)。
ちょっとぬるめのビールが、南国の島にぴったり。ゆっくりと夜がふけるのを待ちながら、ついつい杯を重ねてしまうこと必須ですよ。
【データ】
店名:カプチーノ・ハウス(Cappuccino House)
住所:No 1 Jalan Pandak Mayah 5 Kuah Langkawi Kedah, 07000
Tel:+60 17-414 6666
URL:なし
営業時間:12:00 - 02:00
休み:月曜日
逗子 マリナ
広告代理店、コミュニティ紙の取材記者、その後フリーランスへ。雑誌ライター、ムック本コピーライターの他、現在は主にWebを中心に寄稿。今まで訪れた国は約30カ国。アメリカ、オーストラリアと海外在住歴はのべ8年。現在はクアラルンプール在住。旅は寄り道や偶然に発見が多いので自分で車を運転していくのが好き。