2000年にオープンしたポップとロック音楽のミュージアム「EMP」。
シアトル観光の名所である同施設が、2016年11月に「MoPOP(Museum of Pop Culture)」と名前を変えました。
名称変更を記念して、11月19日に"Pop Culture Party"と題したイベントを開催しました。同イベントの様子とともに、新しくなったMoPOPの魅力をお伝えします!
スペースニードルがある敷地、シアトルセンターを歩いているとひときわ目立つのがこのユニークな建物です。何とも表現しがたい色と形をしていて、見る角度によってまったく違った顔を見せてくれます。
かの有名なニューヨークのビルバオ・グッゲンハイム美術館を設計した建築家、フランク・ゲーリー氏のデザインと聞けば納得してしまいます。
同施設の出資者であるポール・アレン氏は、大の映画好き。MoPOPにはたくさんの映画にまつわるコレクションが展示されています。
こちらは映画『ジュラシック・パーク』で使われたジープです。
こちらは映画『グレムリン』から。
ギズモ、死んでしまったのでしょうか......ものすごくリアルですね。
週末やイベントデーとなると、展示だけでなく無料のフォトセッションも!
私はゴーストバスターズの一団と写真を撮ってもらいました。
他にもマリオやスタートレック、ファンタジーの世界などなど、バラエティに富んだフォトセッションが各ブースで楽しめます。
ローカルの人たちに人気が高いのは、現在開催中の企画展「Star Trek: Exploring New Worlds」。
アメリカで不動の人気を誇るSFテレビドラマシリーズ『スタートレック』に登場したキャラクターの衣装やセットが展示されています。アメリカ人は大人も子どももみんなスタートレックが大好き。会場はものすごい熱気です。
中でも行列を作っていたのはこちら。
スタートレックの世界の中に入り込めるムービーセッション。係員の指示通りに演技をすれば、あなたもスタートレックの一員になることができます。
ギターだけで作られたタワー、その名も「If VI Was IX」。
EMP時代からの名物です。ユニークな展示品が並ぶ館内にあって、圧倒的な存在感を見せています。
「NIRVANA」展ではアメリカの大御所ロックバンド、ニルヴァーナが過去のライブで使用した楽器や、ジャケット撮影で使ったセットなどが展示されています。ファンなら涙してしまうものも多いはず。
アメリカのポップな音楽とカルチャーが一度に楽しめるMoPOP、スペースニードル観光のついでに、ぜひ足を運んでみてください!
【データ】
名称:MoPOP
住所:325 5th Ave N, Seattle, WA 98109, USA
開館時間: 冬季:毎日 10am-5pm / 夏季:毎日 10am-7pm
ストア営業時間: 冬季:毎日 10am-5:30pm / 夏季:毎日 10am-7:30pm
入場料:$25(大人)、$22(65歳以上&学生)、$16(5歳〜17 歳)、4歳以下無料、オンライン購入割引&夏割引あり
URL:http://www.mopop.org/
こむら木綿
シアトルのワシントン大学へビジネス留学。海と山と湖に囲まれた美しい街、シアトルにすっかりハマる。今は現地の生活情報紙&ウェブサイト「SoySource(ソイソース)」でライター兼編集者として、日々シアトルの情報を発信しています。好きなスタバのメニューはチャイラテ。王道の観光地からローカルに人気のホットな遊び方まで、シアトルの魅力をご紹介していきます!
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