オーストリアの代表的な料理といえばシュニッツェル!棒で叩いて薄く伸ばした仔牛をパン粉につけて揚げたウィーン風・仔牛のカツレツです。ウィーンでは創業1905年を誇る老舗店「フィグルミュラー」が親しまれており、地元客から観光客までいつも多くの人で賑わっています。今回はこちらの本店をメインにご紹介します。アクセスは、ウィーンの中心地にあるシュテファン大聖堂から徒歩3分。本店は特に人気があるので飛び込み客はどんどん断られてしまいます。確実に席を取るためにも店のウェブサイトから予約していきましょう。当日は店員さんに予約のバウチャーを見せると、席にすんなり案内してくれますよ。 メインのシュニッツェル以外にも、前菜としてサラダやコンスメスープを頼んでみましょう。ミックスサラダは野菜をバランス良く食べられますが、シュニッツェルのお供として人気があるポテトサラダもおすすめ!コンスメスープは野菜がごろごろ入っていて食べ応えがあり、冬場は身体の芯までぽかぽかに温めてくれますよ。 店員さんが運んできたシュニッツェルの大きさに、思わずビックリしてしまうのではないでしょうか!こちらはなんと直径約30センチほどあるそうで、上から見るとお皿が全く見えない状態になっています。まずはそのまま何もつけずに食べてみて下さい。サクサクの香ばしい衣と上質なお肉の旨味をしっかりと味わえますよ。お肉そのものが薄くあっさりしているので、意外と完食する人も多いようです。またレモンを絞ると酸味が加わって味に変化がつきますよ。お腹いっぱいの場合はテイクアウトもできるので頼んでみましょう。 予約なしで行く場合は、本店を出て右に曲がったところにあるベッカー通り沿いの支店に行ってみましょう。支店のほうが広々としており席も多いので、少し待てば入店できる可能性もあります。混んでいてもぜひ諦めずに行ってみて下さい!ウィーンに行ったら一度は食べたいフィグルミュラーのシュニッツェル。写真の通りかなり大きなボリュームですので、できるだけ2人以上で予約してみて下さいね。【データ】店名 : フィグルミュラー(Figlmüller)住所 : 本店ヴォルツァイレ(Wollzeile) Wollzeile 5, Vienna 1010営業時間 : 11:00〜22:30 URL : http://www.figlmueller.at/en/ 篠宮あかり広告会社や出版社などを経てフリーのトラベルライターに。プライベートでひとり旅に目覚めてからはアジア、ヨーロッパ、アフリカなど数十カ国を渡航。個人ブログ「いつだって、ひとり旅!」を開設後、様々な旅メディアで国内外の観光スポット、ホテル、グルメを紹介しています。