マレーシアで買うチョコレートの定番みやげといえばBeryl's(ベリーズ)。
個別包装されていたり小分けしやすいので、バラマキみやげとしても人気があります。
クアラルンプール(Kuala Lumpur)の市内観光に参加すると、ショッピングでベリーズ・チョコレート・キングダム(Berly's chocolate kingdom)に行くことが多いのですが、工場は車で30分ほどいった郊外にあります。
クアラルンプール南のセリ・ケンバンガン(Seri Kembangan)の商店街と住宅地の中に工場があります。
地元の小学校やツアーの団体がひっきりなしに訪れます。
通常は事前予約をして見学ツアーに参加するのですが、Webを通して予約をしたのですが連絡がありませんでした。
そのため直接訪れて予約方法などを聞こうとしたところ「小学生のツアーがあるので、一緒に参加してもよい」とのことで同行させていただくことになりました。
他にも知らずに訪れていた人が、団体と一緒に参加しているようでしたが、常に可能かどうかは定かではありません。
ちなみに現地の小学生のツアーのため、説明はマレー語でした !!!。
まずは売店横の小さな階段を登ると小さな映画館のような場所に案内されます。
ここでチョコレートができるまでを説明した映画を見ます。社会科見学らしさがあって思わずワクワク。
映画が終わると展示物と工場の生産ラインを見学します。想像していたよりもこじんまりとしていますが、チョコレートの甘い香りが漂ってきます。
世界のカカオ豆の産地、チョコレートに関する歴史などがパネルや展示物などで見ることができます。
マレーシアでは世界の約1%ほどのカカオ豆を生産しているそうです。そしてベリーズのチョコレートはそれを使って作られているのだとか。
頭の上にカカオ豆を乗せているのはカカオの神様なのだそうです。
ガラス越しに稼働しているラインを眺めることができます。
この日は週末とあって、あまり働いている人はいないようでした。
最後にチョコレートでできたトンネルをくぐって外に出ます。
降りた先には直売所があります。
お土産物やばらまきでおなじみのチョコレートも買えますが、ここでの注目は「ブロークン」の詰め合わせ。
製造過程で割れてしまったりした規格外のチョコレートが超格安で買えるのです。
一袋300-500gほど入って、RM6.35(約170円)！自分用に絶対お得！
種類も常時5種類ほどあって、選ぶことができます。
これらはツアーが終わって外に出る階段を降りてすぐ目の前の棚に入っています。
工場見学に行く機会がありましたらぜひゲットしてみてくださいね。
【データ】
店名：ベリーズ・チョコレート工場見学ツアー（Beryl’s Chocolate Museum tour）
住所：2, Jalan Raya 7/1, Kawasan Perindustrian Seri Kembangan,3300 Seri Kembangan, Selangor
No. 8, Jalan 9/1, Seksyen 9, 43650 Bandar Baru Bangi, Selangor
Tel：603-89436136
URL：http://www.berylschocolate.com/chocolate-tour/
営業時間：月 – 金 8.30am – 5.30pm、土曜 8.00am – 5.00pm、日曜 9.00am – 5.00pm
休み：祝日
逗子 マリナ
広告代理店、コミュニティ紙の取材記者、その後フリーランスへ。雑誌ライター、ムック本コピーライターの他、現在は主にWebを中心に寄稿。今まで訪れた国は約30カ国。アメリカ、オーストラリアと海外在住歴はのべ8年。現在はクアラルンプール在住。旅は寄り道や偶然に発見が多いので自分で車を運転していくのが好き。
