ロンドンの現地デスクより、シーズナルな現地情報が届きました!
クリスマスの日の交通事情
クリスマス時期の交通機関は普段と全く違う形で運転されます。地下鉄やバスの運行予定には注意を払いましょう!
24日のクリスマスイブは午後からほとんどの店が店じまいを始めます。バスや地下鉄は夕方から少しづつ本数が減り、12時にはすべて終了します。
さらに25日のクリスマス当日は、ヒースロー空港を出入りする一部の交通を除き、地下鉄やバス、国鉄の各線はすべて運休します。タクシーもこの日は追加料金を数ポンド払わねばなりません。
もちろんほとんど全ての店が閉まります。市内であいている店は、ユダヤ人、インド人経営の店ぐらいですね。
英国人にとってこの日は一年で一番重要な日のためです。クリスマスにかけてヨーロッパを旅行する方は、十分お気を付けください。
冬のバーゲンセール
冬のバーゲンセールはクリスマスの後、ボクシングデーの12月26日から1月中旬頃まで行われます。
実際にはこの期間の前からセールが始まっているお店もありますし、もっと長い間セールを行っているお店もありますが、
本格的なバーゲンセールはほとんどのお店でこの時期内に行われます。
セールといっても日本のバーゲンとは比較にならないほど大幅に値引きされます。
日本だとまずセールにならないようなブランドも対象になります。
しかも、後半になるにつれて値段はどんどん安くなっていき、最終的には70%引きなど、
信じられないほどのディスカウントとなります。セールで特に有名なのは、ハロッズです。
初日当日には、お目当ての品を買うために朝早くから店の前に並んでいます。皆さんも機会があれば是非行ってみてください。
クリスマス・ディナー
イギリスのクリスマスディナーはイヴの夜ではなく、25日の午後にいただくのが一般的です。
スパイスを加えて軽く煮出した暖かいモルドワインとカナッペなどに始まり、スモークサーモンなどの前菜、続いてメイン料理は七面鳥かガチョウが定番です。
ポテト、ニンジン、ブラッセル・スプラウト(芽キャベツ)などの野菜類も一緒にオーブンでローストします。
これらは基本的にオーブンに入れておくだけの料理ですが、ほどよく火が通り、おいしそうな焦げめが付いたアツアツをタイミングよくサーブするのが難しいところです。
甘酸っぱいクランベリーソースは七面鳥によく合います。
これらの料理を、家族全員で食べ、食後にはミンスパイなどのスイーツを食べ、クリスマスプレゼントを交換します
Boxing Day (ボクシング・デー)
クリスマスの翌日で、もともとは教会が貧しい人たちのために寄付を募りプレゼントの箱を開ける日であったことからつけられ名前です。
昔は、クリスマスに仕事をしなければならなかった、使用人達に翌日、家族と過ごさせるための休日で、
この日は一家のもの達は使用人に頼らず全て自分で家事をしなくてはいけませんでした。
クリスマスも仕事をしなければならなかった使用人に、当日、主人が箱に贈り物を入れて彼らに配ったのでこの名前がついたと言われています。
ロンドンの学生クリエイターより、現地の様子をInstagramで発信中!