![皮はカリカリで鴨肉もついてくる北京ダック](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16120522281683235.8.jpg)
中国料理といえば思い浮かぶ料理の一つに北京ダックを挙げる人も多いのではないでしょうか。
カリカリに焼いたアヒルの皮をクレープのような薄餅にのせ、甘いタレをかけネギやきゅうりと巻いて食べます。
マレーシアでも華僑が多く住んでいるので、本場の味を楽しむことができます。
![外にはクアラルンプールの高層ビル群が](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16120522401617622.4..jpg)
![広々とした店内](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16120523471324542.6..jpg)
![気軽に訪れて食べられる価格設定](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16120522401620502.5..jpg)
クアラルンプールの中心ブキッ・ビンタン(Bukit Bingtang)にあるショッピングセンターのパヴィリオン(Pavilion)にある広東料理専門店ヴィレッジ・ロースト・ダック(Village Roast Duck)。
ここでは高級なイメージもある北京ダックを手軽な値段で食べることができます。2010年にオープンしたばかりですが、カジュアルに楽しめるためたちまち人気店となりました。
窓の外にはクアラルンプールの高層ビル群が見えます。
看板メニューはなんといっても北京ダック。半羽(RM43.8=約1,124円)と一羽(RM76.8=約1,971円)から選ぶことができます。もちろん1人分ではなくて一羽の場合4-5人で食べられる量です。
![なぜかスープが](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16120523471327669.5..jpg)
![北京ダックといえば甘いタレ](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16120523471330133..jpg)
まずお味噌汁のようなスープが出されます。
こちらはいわばお通しのようなもので、お店からお客へのサービスです。
味はエビやカニなどの甲殻類の出汁が効いたほんのりと甘みをも感じられるスープです。
そして北京ダックにかける甘いタレと中に入れる薬味のネギときゅうりが運ばれてきます。
![北京ダックはすでにカットされて食べやすくなっている](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16120523471332729.5..jpg)
一羽で注文したのがこちら。すごいボリュームです。
皮だけではなく、身の部分もたっぷり。外は焦げることなくカリカリなのが見た目にもしっかりとわかります。
薄餅は二段のせいろで20枚ぐらいあったかもしれません。
![英語ではパンケーキと呼ばれる薄餅](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16120523493895442.6..jpg)
![北京ダックを薄餅の上にのせていきます](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16120523493898524.2..jpg)
![自分で巻いて食べる北京ダック](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/1612052349391088.1..jpg)
通常は目の前でカットして巻いてくれますが、こちらはすでにカットされたものを自分で巻くスタイル。
まずは薄餅(英語ではパンケーキ)に北京ダック、ネギ、きゅうりなどをのせ、タレをかけて巻きます。女性なら3口ほどで食べられるほどのサイズに。
カリカリの皮としゃきっとした野菜、そして甘いタレのコンビネーションが口の中に広がります。
シンプルなので、いくつでも食べられそうなスタンダードな味です。
せいろに入った薄餅は熱く、はがれにくいので少し冷ましてからの各々の取り皿に分けるといいかもしれません。
飲み物はポットでサーブされるプーアル茶(RM4.00=約102円/1人)を頼みました。こちらはごく普通ですが食後の口の中がさっぱりとよい感じでした。
他にも鶏肉炒飯(RM18.90=約485円/2人前ぐらいありそう)なども手頃な値段ですので、お腹が空いている時や何人かでシェアメニューにするのにはよさそうです。
ディナーの場合19時過ぎると満席になってしまうので、予約をしていない場合18時ぐらいがオススメです。
【データ】
店名:ヴィレッジ・ロースト・ダック(Village Roast Duck)
住所:Level 7,168, Jalan Bukit Bintang, Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur
Tel:+603 2110 6682
URL:http://www.pavilion-kl.com/viewstore/Village-Roast-Duck
営業時間:10:00-22:00
![逗子 マリナ](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/writer/77.jpg)
逗子 マリナ
広告代理店、コミュニティ紙の取材記者、その後フリーランスへ。雑誌ライター、ムック本コピーライターの他、現在は主にWebを中心に寄稿。今まで訪れた国は約30カ国。アメリカ、オーストラリアと海外在住歴はのべ8年。現在はクアラルンプール在住。旅は寄り道や偶然に発見が多いので自分で車を運転していくのが好き。