毎年恒例、シアトル・ダウンタウンのシェラトンホテルのジンジャーブレッド・ヴィレッジ、今年も始まりました!今年のテーマは「ハリー・ポッター」、正面のエントランスからロビーに入ると、ハリーをモチーフにしたクリスマス・ツリーがお出迎えです。メガネをかけてマフラーをして、よく見ると額の傷もちゃんと付いています。凝ってますね!
飾り付けられたオーナメントもメガネあり、教科書あり。こちらはハリーのペットのフクロウ、ヘドウィグですね。
ハリー達がホグワーツ行き特急に乗り込むホーム、キングスクロス駅 9と4分の3番線のサインのモチーフもあります。
細かい細工をじっくり見たり写真を撮る人も多いので、時に列が長くなることもありますが、エントリーの横には延々と映画を流しているスクリーンが。
また反対側には今回のヴィレッジを作成した舞台裏のビデオが流されていて、興味津々です。
今回で24回目になるこの催しは1型糖尿病研究治療の団体が主催していて、入場は無料ですが1人につき5ドル程度の寄付を募っています。
さて、全部食べられる材料で作るのがジンジャーブレッドハウスの醍醐味です。細かいところまで目を凝らして見て行ってください!
パティシエ達の遊び心がそこかしこに反映されていて、うっかりすると見逃しそうなところに主要人物がいたりします。これはハグリッドですね。
ホグワーツからの封書。よく出来ていて、お菓子でできているとは思えません。
3階建のバスの内装も細かい!
ハリーが夜の騎士(ナイト)バスに乗ることになった切っ掛け、うっかり飛んで行ってしまった伯母さんもシッカリと飛んでいます。
この透き通った部分は砂糖細工です。もろいのにさすがプロの技です。
作品の中ではいつも困った顔の屋敷しもべ妖精を発見!クリスマスでハッピーそうです。
フォークスとダンブルドア、すごい迫力です。
等身大のダンブルドアの後ろでは建物が開閉して中も見られるようになっていました。
対決シーンもお菓子で再現されていました。
こちらは見る人みんなが感心していたディスプレイで、シリアルを貼りつめて作った階段が映画で見るのと同じように様々な方向に動いていました。
シリーズの中でも最も印象的なシーンの一つですが、ディメンター(吸魂鬼)がサンタ帽子をかぶっていてなんだか可愛いのです。
ホグワーツ特急は時々走らせるのだそうです。
順路の最後にいる蛇。この赤いボタンを押すと、後ろにあるディスプレイの上に乗っているソーティングハット(組分け帽子)がどの寮に入るのか教えてくれます。ランダムに設定されているのでしょうが、ファンには嬉しいサプライズですね!
このイベントは1月1日まで。ホテルは24時間営業ですから、いつでも見ることが出来ます。ぜひじっくり時間をかけて、細かい遊びや細工を探してみてください。ポッター・シリーズにそれほど詳しくない方でも可愛さに心和むことかと思います。
【データ】
名称:第24回ジンジャーブレッド・ヴィレッジ@シェラトン
(24th Annual Gingerbread Village at Sheraton Seattle)
住所:1400 Sixth Avenue, Seattle, WA 98101
TEL:(206) 621-9000
URL:https://www.marriott.com/hotels/travel/seasi-sheraton-grand-seattle/
https://gingerbreadvillage.org/
期日:2017年1月1日まで 24時間営業
入場無料ですが5ドル程度の寄付をお願いしています。
Eko
夫の転職に伴い渡米、シアトルに住み着いて、気が付けば20年になりました。仕事、子育て、学業と突っ走って来ましたが、2011年3月の震災をきっかけに、微力ながら復興のお手伝いをさせて頂いています。長年住んでいるからこそ知っている昔話など交えつつ、大人の、または家族で、そして子供向けと、シアトルの色々な楽しみ方をお届けします!