ランカウイ島に滞在中のアクティビティといえばマリンスポーツです。もちろん島内にもいくつか美しいビーチがあるのですが、水の透明度も高く離島気分も味わえるのが、ランカウイ島の南へ高速艇で1時間、アンダマン海(Andaman Sea)に浮かぶパヤ島(Pulau Payar)です。行き方はツアーパッケージ利用が一般的です。日本から旅行会社経由、滞在しているホテルのツアーデスク、あるいはランカウイ島の出発地点であるジェッティ・ポイント(Jetty Point)界隈にある旅行会社などで予約をします。ちなみにツアー料金には幅があるようですが、内容はほぼ同じようです。1.パヤ島のビーチを拠点にボックスランチ付き2.海に浮かぶ浮島(ポンツーン)を拠点にビュッフェランチ付き(※)※参考ですがホテル内のツアーデスクで1人RM295(約7,281円)でした。ツアーに含まれていたのはホテルの送迎、高速艇(ランカウイ島ーパヤ島浮島往復)、保険、シュノーケル、ライフベストレンタル、ランチビュッフェ、グラスボートアクティビティです。 ランカウイ島随一の繁華街クアタウンにあるジェッティ・ポイントから、高速艇に乗船。パヤ島までは一時間の船旅となります。ここからはパヤ島だけではなく、ペナン島、隣国タイへ向かう船も出航しています。 浮島(ポンツーン)を拠点にマリンスポーツを楽しもう パヤ島に到着すると、海上に浮かぶ浮島(ポンツーン)に上陸します。まずは手回品を入れるかごを渡され、テーブル席を確保。ここで今日一日の流れと注意事項の説明があります。これは現地で予約した場合は基本的に英語です。次にライフベスト、シュノーケルマスクを受け取ります。ランチまでは自由行動となります。 水中撮影可能なカメラで実際に撮影してみました。魚が興味を示してか、足にまとわりついてくるほどフレンドリーです。至近距離に魚がたくさん泳いでいるのが感動。 シュノーケルだけではなく、体験ダイビングなどにも挑戦できます。浮島付近の海は珊瑚もあるので気をつけて泳いでくださいね。この深さで2mほど。遊泳可能区域にはロープがはってあり、そこから外に出ることは禁止されています。 ランチはビュッフェスタイルです。が、期待してはいけません。実は調理したものを運んできて温めなおして出している程度です。メニューは中華料理がメインで温野菜、チャーハン、野菜炒め、中華風焼きそばのほか、洋食メニューとしてスパゲッティ、ポテトフライなど。ビュッフェにはドリンク(お茶、オレンジドリンク、紅茶、水)もついていますが、それ以外は浮島の中の売店で購入することになります。事前にペットボトルの水などを持参した方がいいです。特に小さい子ども連れの方はドリンク持参は必須です。 午後からは浮島からビーチへ船で移動します(と言っても1分程度)。こちらはなんと小さなサメが出没します。小学生以下の子どもと一緒の場合は、こちらのみの方が白砂のビーチもあるので安心して遊べるように思えました。ビーチだけではなく、グラスボートに乗るアクティビティもあります。 最後に注意事項がいくつかあります。海で遊んだあとですが、浮島にはシャワールーム兼更衣室がありますが、石鹸、シャンプーの使用は禁止です。シャワールームはすごい並びます。水だけなら浴びる場所もあるので大きなタオルは着替えの時に役に立ちます。またタオルは用意されていないので持参しましょう。個人的に持っていった方がいいと思ったものが以下です。【推奨する持ち物】水着(出発前に着用しておく)、着替え、バスタオル、ドリンク類(ミネラルウォーター、イオン飲料)、日焼け止め、おやつ(食事が口に合わないこともあるため)、サングラス、ビーサン(最初から履いていきましょう)、他には酔い止め等※お金はホテルに直帰するならばRM30-50程度で、お財布は持ってこない方がいいかもしれません。というのも保管場所は有料で、あとは脱衣かごしかに入れるしかありません。※スマホで写真を撮る場合は念のため防水パックなどを利用してもいいかもしれません。多少の不便もあるかもしれませんが離島体験を楽しんでくださいね。 【データ】パヤ島(Pulau Payar)住所:No. 6 Kampong Bendang Baru, Kuah Langkawi, 07000 Langkawi, KedahTel:+60 13-350 1205URL:http://pulaupayar.blogspot.my/休み:不明 逗子 マリナ広告代理店、コミュニティ紙の取材記者、その後フリーランスへ。雑誌ライター、ムック本コピーライターの他、現在は主にWebを中心に寄稿。今まで訪れた国は約30カ国。アメリカ、オーストラリアと海外在住歴はのべ8年。現在はクアラルンプール在住。旅は寄り道や偶然に発見が多いので自分で車を運転していくのが好き。