![](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16103107181735191.jpg)
前回の記事でご紹介した貴婦人の城とも呼ばれる「リーズ城」に行った時は、ドーヴァーとカンタベリーも見て回れる日帰り観光バス・ツアーを利用しました。
彼方はフランスというドーヴァー海峡に面した、白い岸壁が美しいドーヴァーも訪れて良かった場所の一つですが、カンタベリー大聖堂は更に圧巻でした!
![](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16103107181740535.7..jpg)
ここには7世紀からアングロサクソン式の聖堂があったものの、後にノルマン朝を治めた「征服王」ウィリアム一世によってロマネスク様式で再建築。更に1379年以降にゴシック様式で建てられたものも追加されて、現在に至ります。
![品格と荘厳さを兼ね備えた内部](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16103107181743742.4..jpg)
1170年に政教分離で対立したヘンリー2世によって暗殺された大司教トーマス・ベケットを祀る廟もあり、今でも巡礼者の聖地。14世紀にジェフリー・チョーサーが著した「カンタベリー物語」も、この大聖堂への巡礼者たちのお話です。
![その日は偶然、結婚式も行われていました♪](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16103107181746480.7..jpg)
![その数&出来栄えともに必見のステンド・グラス](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16103107181748887.1..jpg)
私たちが行った時は、偶然にも奥の祭壇では結婚式が行われていました。でも広大なスペースを有するので、その間も観光者や礼拝者が自由に出入りしていましたよ。
![パンフレットには日本語もあります!](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16103107181751390.4..jpg)
![丁寧かつ親切な内容のパンフレット](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16103107181755429.2..jpg)
聖堂の入り口付近にはインフォメーション・デスクやお土産コーナーもあり、また各国語に訳されたパンフレットも置いてあって・・・日本語版もあるのが、ちょっと嬉しかったです。
![その間も粛々と執り行われていた結婚式 末永くお幸せに!](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16103107181758151.2..jpg)
さて、そろそろ大聖堂の見学を終えて、カンタベリーの街を散策しましょうか?という前に、お土産ショップにも寄り道してみます。
![巡礼者向けと思しき、いかにも有難そうなお土産もあれば・・・](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16103107181761094.4..jpg)
![信者でなくとも欲しくなっちゃう大司教テディベアも♪](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16103107181763745.5..jpg)
大聖堂の周辺は、その昔から巡礼者を中心に宿屋やパブなどで栄えてきた場所。そんな風情たっぷりの街並みも鑑賞しながら、ゆっくり散策をどうぞ。
![中世を感じる小路から大聖堂を臨んで](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16103107181766555.2..jpg)
【データ】
カンタベリー大聖堂 (Canterbury Cathedral)
住所:Cathedral House, 11 The Precincts, Canterbury CT1 2EH
Tel:01227-762-862
URL:https://www.canterbury-cathedral.org/
![小野 雅子](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/writer/58.jpg)
小野 雅子
ロンドン西郊外に住む会社員、職場はヒースロー空港周辺です。在英20年以上の経験値を発揮して、初めてイギリスへいらっしゃる方にも興味深く分かりやすいロンドン観光&生活ガイドとしてお役に立てれば…と思います。個人ブログ「ロンパラ!」はこちら♪