社会人留学のメリットとは？

はじめまして！社会人留学生のIWAです

はじめまして！ロンドンで留学中のIWAと申します。

企業派遣で社会人留学をしているので、その視点から情報発信をしていけたらと思います。

どうぞ、よろしくお願いします。

今回は、私が思う、社会人留学のメリットについてご紹介します！

社会人留学のすすめ

昨今、長期留学をする日本人の数が減少していると言います。

少子化の影響もあるでしょうし、また、景気もいいとは言えない中、学生時代に多額の留学費用を払ってまで留学することは簡単なことではありません。

学部生のときから海外留学をした後についての明確な目標とビジョンを持って留学している人は素晴らしいと思いますが、

なかなかそこまでクリアなビジョンを持てない人も大勢いると思います。

かく言う私もその一人で、学部時代は特に留学をしたいとも思いませんでした。

しかし、入社してから、様々な業務に関わる中で、自分に必要なスキルや知識、将来の自分のキャリアゴールなどが段々明確になってきました。

そのような中で、１年ないし２年、じっくり海外で勉強したい！と思うようになったわけです。

つまり、自分の強み・弱みを踏まえて、キャリアゴールに近づくために必要なスキルセットは何なのか、ということが、社会人経験を経て明確になるため、具体的かつ明確なビジョンをもって留学できる、ということが一つの利点であると思います。

そして、海外の留学生は実に優秀です。アンテナの高さや英語のレベルなど、あらゆる面で競争力が高い人材がたくさんいます。このことは（社会人留学の場合に限りませんが）大変刺激になりますし、海外と競争していく上で、日本人（あるいは自分自身）の強みは何か、足りない能力は何かということをとても考えさせられます。

また、（社費留学であれば）基本的に高額な留学費用をすべて自分で払う必要はないので、経済的にも大変メリットがあります。もちろん、派遣する側からすれば、留学費用を負担したのに帰国後さっさと転職されたのでは困るため、帰国後数年内に辞めた場合には費用の返還等のペナルティが課される場合も多いですが、それを差し引いても、メリットの方が大きいでしょう。

さらに、一度学生を離れて社会人を経験したため、学校でじっくり学んだり、海外の地を巡ったり、CFAなどの資格を取得するなど、自分で時間をコントロールできることの貴重さが痛感できます。日本の労働環境下では、毎日の仕事が忙しく、なかなかその中で将来についてゆっくりと考えたり、家族や友達と時間を作ったりということも簡単なようで難しいものですが、学生であれば、（もちろん海外の大学院で学ぶことは大変ですが、）うまく自分で時間を作っていろんなことができます。

そして、特にMBAを目指す方にとっては、世界中の様々な業界で働いてきた優秀な同級生（イギリスのMBAでは基本的に３年程度以上の社会人経験が必須要件とされる）から、仕事や文化などについて多くを学べるので、社会人としての幅も広がります。同じ業界でも、国が違えば常識も違うということが多々あります。帰国後に国際的な部署に配属されるなど、外国の方と接する機会が多い場合などには、留学で見聞きしたことが話のネタやきっかけになったりもするでしょう（～人の友達から聞いたのですが～国では～という商慣習があるらしいですね！などなど）。

上記の他にも、再び学生割引の恩恵を受けることができる（イギリスでは、文房具やパソコン、観光スポット等はもちろん、レストラン、パブ、アパレル等至る所で学生割引があります！）ことや、海外各地のおいしいお酒が飲める（国によって飲酒可能な年齢は異なりますが、高校生や大学１、２年生だと飲めないこともありますので...）ことなど、社会人だからこそのメリットはたくさんあると思います！！