印象的な顔をした石像、モアイ像。日本各所でもそのレプリカが設置されており、皆さん一度はその顔を見たことがあると思われるこのモアイ像は、チリの「ラパ・ヌイ」、日本では「イースター島」という名でも知られている島に存在している像がオリジナル。 火山の噴火によって誕生した火山島であるイースター島。南米大陸に位置するチリの首都サンティサゴから約3,700kmも離れたところに位置しており、一番近い有人島とも約2,000kmも離れている、まさに太平洋に浮かぶ孤島。そんなイースター島の島内には、数百体を越えるモアイ像があると言われています。今も尚、数多くの謎が残るミステリアスなモアイ像。「モアイ像」と一言でいっても、その顔や形はかつて島内に存在していた複数の部族ごと、年代ごとに異なりバリエーション豊かなもの。 数あるモアイ像の中でも世間一般に一番馴染みがあるとされるのが、イースター島のお土産品のモチーフや、日本にあるモアイ像としても使われる、わりと新しい世代のものと言われている顔の長いモアイ像。イースター島の地ビール「MAHINA(マヒナ)」にも、この顔の長いモアイ像がラベルに描かれています。 このマヒナビールを製造しているのは、イースター島内にある唯一の村、ハンガロア村内に位置するビール工場、セルベセリア・ラパ・ヌイ。 こちらのビール工場で製造しているのは、黄色味のビール「ペールエール」と、スタウトと呼ばれる「黒ビール」の2種類。小さな工場内には、ビール製造用の大きなタンクがところ狭しと並び、お揃いのマヒナビールTシャツを着たフレンドリーなスタッフの方々が、日々美味しいビールを造っています。 イースター島に滞在中に味わうのはもちろん、お土産にもぴったりなビール。このビールは、島内のマーケットやお土産屋さんで購入することが可能。イースター島を訪れた際は、ラパ・ヌイの象徴ともいえるモアイ像を見学するのはもちろんのこと、モアイ像が描かれたこのマヒナビールで喉も潤してみてはいかがでしょうか。 【データ】・マヒナビールFacebook:https://www.facebook.com/mahinarapanui/・販売場所:イースター島内のマーケット、お土産屋さん等 小川 美和子人生初の海外、オーストラリアで海外旅行の魅力にハマり、学生時代はカナダでワーホリも経験。ますます旅好きに拍車がかかり、2015年2月より、地球の反対側のブラジルスタートで世界を旅しています。旅先で出会ったステキなもの、美味しいものはもちろん、その土地ならではの面白い体験など、訪れた国々の魅力をどんどん紹介していきます。地球の歩き方○○トラベラーズ ・南米・中東・ちょこっとヨーロッパのアイスクリーム旅