![ブルガリア国民の誇り リラの僧院](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16101408492314981.jpg)
ブルガリアの首都ソフィアから南へ約3時間ほどドライブすると、リラ山脈の奥深くにある「リラの僧院」に到着します。
その創設は10世紀にまで遡る、ブルガリアで最も有名な正教会の修道院です。
![山脈に流れるリラ川 ご当地グルメは新鮮なニジマス料理](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16101408492320351.5..jpg)
緑豊かな山道をしばらく登っていくと突然、目の前に現れる色鮮やかな僧院。それを最初に見た時は、山奥に燦然と輝く日光東照宮に出会ったのと似た感慨をおぼえました。
![今も数名の修道僧が起居する住居部分 図書館・博物館も併設](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16101408492323460.4..jpg)
今ある建物の形になったのは14世紀以降ですが、1833年火災で大部分が消失。その後また復旧されて、1983年には世界遺産に登録されました。でもフレリョの塔など、一部は14世紀のものが残っています。
![画像の左にあるのがフレリョの塔 一階はお土産ショップ](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16101408492326204.9..jpg)
教会本堂の中は荘厳そのもので、見応えたっぷり!なのですが、ブルガリア正教の教会では内部の撮影は厳禁ですのでご注意を。
![内部の写真を撮る代わりに、絵葉書を買いました](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16101408492328943.9..jpg)
![建物の外側にも極彩色のフレスコ画がびっしり!](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16101408492332422..jpg)
とはいえ教会の外側ならば、自由に写真を撮る事ができますよ。
![文字の読めない信者にも、分かりやすく教えを説いた絵の数々](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16101408492335092.8..jpg)
オスマン帝国の支配下に置かれキリスト教信仰に圧力をかけられた500年間も、この僧院だけは黙認されていたというから、ブルガリア人にとっては特別に神聖な場所なんですね。
![西と東の融合を感じる独特な美しさ](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16101408492337930.3..jpg)
ソフィアからの日帰り観光バスも、各社で催行しています。ブルガリアの豊かな歴史と文化を垣間見れる、お勧めの世界遺産です!
【データ】
リラの僧院 (Rila Monastery)
住所:Rila Mountains, Bulgaria
Tel: +359 7054 2208
ブルガリア観光局(日本語)URL:https://bulgariatravel.org/ja/object/272/rilski_manastir
![小野 雅子](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/writer/58.jpg)
小野 雅子
ロンドン西郊外に住む会社員、職場はヒースロー空港周辺です。在英20年以上の経験値を発揮して、初めてイギリスへいらっしゃる方にも興味深く分かりやすいロンドン観光&生活ガイドとしてお役に立てれば…と思います。個人ブログ「ロンパラ!」はこちら♪