タオルミーナの街から、更に上部を見上げるとマドンナ・デッラ・ロッカという教会(街中からは白い十字架のみが見える)と要塞が見えます。
要塞の方は、アラブ・ノルマン時代に建設されたものとされており、現在は閉鎖されていて中に入ることは出来ません。
教会は1640年頃、メッシーナの司教ジェロニモ・ヴェローナによって建設されたとされています。
この教会の建設においては、ある伝説が伝えられています。
羊飼いの少年がある日この岩の洞穴の中に雨宿りの為に隠れていたところ、突然強い光の中に子供を抱いた美しい女性を見たのだそうです。
驚いた少年は、羊を置いて逃げ出してしまいました。
そんあ少年を
小湊 照子
イタリア在住合計10年目で、シチリア島で働き始めて5年が経ちました。現地会社で、テレビや雑誌のコーディネーターや通訳、旅行の手配などを行っています。シチリアは、料理もワインも美味しく、観光地としての見所もいっぱいの本当に魅力的な場所です。地元民しか知らない様な美 味しいお店や、現地の生情報など楽しく伝えていきたいと思っています。ご連絡やお問い合わせはこちらへどうぞ。