「マカオ」というと、どんなところを想像しますか?派手なネオンがギラギラの、カジノスポット?世界遺産の街?今、マカオが女子旅の旅行先として注目を集めているのをご存じですか?え!ご存じない!?そんなあなたに「マカオ女子旅」の魅力を5つのキーワードに沿ってご紹介します。その前に、今回、現地取材をお願いした現地ライターのリン美雪さんのマカオについての感想をご覧ください。マカオといえばカジノがあって、世界遺産もあって...と魅力的な要素はたくさんあるのに、なんとなくあまり気にかけていなかった街。いざ行ってみると、あら不思議。一目ぼれではないけれど、歩いて、食べて、観て、知れば知るほど、少しずつ恋に落ちていくように… 気づけばすっかりハマっていました。なんか、ちょっとワクワクしてきませんか!? キーワードその1 「観」=フォトジェニックな街巡り アヘン戦争をきっかけにポルトガルがマカオの統治を開始したのが1887年。以後、1999年に中国に返還されるまでポルトガルのマカオ統治は続きました。このため、ヨーロッパ風の建物が多く残されており、アジアとヨーロッパが融合した、エキゾチックでフォトジェニックな風景がたくさん見られます。 キーワードその2 「食」=マカオの多彩な食文化 現地ライターのリン美雪さんに、マカオ料理に関してレポートしてもらいました。コロニアル風建築のおしゃれなお店でいただくマカオ料理マカオ料理とはその昔の大航海時代、ポルトガルからアフリカや東南アジアを経由してマカオに到着した各地のスパイスや食材、調理法などが混ざったお料理のこと。なかなか他ではいただくことのできない特別なお料理なのでマカオに来たら必ずトライしたいものです。 行先は世界遺産であるセナド広場から徒歩数分のところにある黄色いコロニアル風の建物にあるマカオ料理レストラン、エスカーダ。内装はシンプルでいてエレガントなので落ち着きます。 ?葡國青菜湯(青菜とポテト入りスープ)見た目よりもクリーミー。お料理に葡國とつくのはポルトガルを意味します。?馬介休球(バカリャウ<タラのすり身>のコロッケ)外はカラッと、中はふかふか。塩味がきいているので、そのまま食べます。?咖喱蝦 (えびカレー)マイルドな甘いカレーの味が口の中に広がっていきます。?非洲鶏 アフリカンチキン甘さと辛さの絶妙な組み合わせ。口に入れた瞬間は甘く、最後はピリ辛さが残るという病みつきになるお味です。 葡國海鮮飯(海鮮リゾット)えびやイカ、魚などが贅沢に入っているリゾット。 ドリンクはワインの他ポルトガルビールやポルトガルの炭酸飲料などちょっと変わったものもいただけます。パッションフルーツドリンクなんていう珍しいものもありました。 マカオと言えばエッグタルト。卵の風味が濃厚なフィリングとバターの風味が効いたパイ生地のハーモニーが絶妙です。 キーワードその3 「宿」=マカオのおすすめホテル ド派手なカジノホテルから落ち着いて過ごせるシティーホテルまで、さまざまタイプのホテルが揃っているマカオ。その中でも、おすすめの4つをご紹介します。 おすすめホテル1 ウィンパレス2016年8月、コタイ地区にオープンした新しいホテル。28階建て、1706室の大型のカジノホテルです。ホテルの前にある人工の湖では噴水ショーが行われ、その上をスカイキャブというロープウェイが行き交います。 おすすめホテル2 ソフィテル・マカオ・アット・ポンテ16マカオ半島西側のウォーターフロントに建つ、18階建て、408室の大型デラックスホテル。聖ポール天主堂やセナド広場へ徒歩で行ける、世界遺産巡りには便利な立地。アメニティーはロクシタン。 おすすめホテル3 シェラトン・グランド・マカオ・コタイセントラルコタイストリップに面して建つ、なんと4001室の5つ星超大型デラックスホテル。客室は、一番下のカテゴリー「デラックスルーム」でも42?とかなりゆったりしている。まるで水路のような巨大なプールがある。 おすすめホテル4 エンペラーホテル・マカオマカオ半島の中心部、聖ポール天主堂がある世界遺産地区まで徒歩10分程度の位置にある22階建て390室のホテルです。派手なホテルではありませんが、周りには大きなカジノホテルが何件もあります。世界遺産巡りや食べ歩きメインの方にも、カジノで遊びたい方にも便利なホテルです。今回、現地ライターのリン美雪さんに、特に注目の2つのホテル「ウィンパレス」と「ソフィテル・マカオ」に取材に行っていただきました。 宮殿ホテルで気分はプリンセス旅行で気になるのはやはり泊まるところですよね。コタイ地区にある2016年8月にオープンしたばかりのウィンパレスはその名のとおり宮殿のようなホテル。玄関では王子様のようなベルボーイが親切に出迎えてくれて、カラフルなお花が溢れるロビーへと案内してくれます。今回のオブジェはチューリップがたくさん使われた、花の水車。オープン当時はメリーゴーランドで、3ヵ月ごとに変わるそうです。 赤いカーペットが敷かれたシャンデリアのホールを通りパレスルームのお部屋に入るとさらにプリンセス気分。ふかふかの枕とベッドでいい夢がみられることは間違いなし。お部屋のカラーはゴールド、ピーコック(緑)、マンダリン(オレンジ)、キャラメルの4色。ゴールドのお部屋は金運もアップしそうですね。 お茶の種類は4種類、スタバのインスタントコーヒーもありホテルオリジナルのカップ&ソーサーでいただきます。オリジナルグッズはギフトショップで購入できるので、おうちで使って、ホテルでの至福のひとときを過ごせそうですね。 ホテル内にはかわいらしいスイーツショップやオリエンタルムードたっぷりのスタバなどあってテンションアップ! シックなホテルで心地よい香りに包まれるマカオ半島にあるソフィテルマカオ・アット・ポンテ16は、歩いて世界遺産散策をできる古い町並みの中にあるシックなホテル。ロビーにはマカオのウォーターフロントの絵が飾られています。 お部屋からの景色はマカオの古い町並み。ポルトガル植民地時代の歴史を感じながら、シックなインテリアの中で過ごすのも趣がありいいものです。 各部屋にある持ち出しができるスマートフォンは、マップ機能を使えば街散策に一役かってくれます。 女子心がアップするのはバスルームにあるアメニティですよね。なんと全部ロクシタンのものなのです!シャンプーもコンディショナーもシャワージェルもボディーローションもすべて。 さらにうれしいのはホテル内にあるSo Spa。トリートメントはロクシタンの製品を使用しているので、ロクシタングッズもそこで買うこともできるし、プロモーション中のトリートメントはとてもお得。街歩きの後には、ゆっくりとしたスパタイムでリラックス。 朝食ビュッフェのレストランではプールサイドでいただくこともできます。落ち着いた雰囲気の中で、時間をかけていただけるなんて、朝から優雅です。 キーワードその4 「癒」 フットマッサージでリラックス コタイ地区にある総合型リゾート「ギャラクシー・マカオ」。この施設の中に直営のフットマッサージ専門店「悠然自足(フット・ハブ)」があります。 日本人観光客にも人気の施設で、安心して利用できます。50台以上のフットマッサージ用のソファが並ぶ超大型店。街歩きで付かれた足を癒して、夜のお楽しみに向け英気を養いましょう! キーワードその5 「充」 ルーフトップバーでパワーチャージ! さて、最後にマカオの夜を楽しむとっておきのスポットを現地ライターリン美雪さんが体験されたのでご紹介しましょう。 古いマカオと新しいマカオを一望できるルーフトップバー一日の最後は、美しい夜景を見ながらカクテルを片手に海風に吹かれたいもの。天Sky21ではそんな願いを叶えてくれます。 グランドエンペラーホテルの向かいにあるAIAタワーの21階にある、「天Sky21 Bar & Restaurant」、その上の屋上部にあるのがルーフトップバー。ここからは、マカオ夜の景色をパノラマビューで楽しめます。 座る位置によって、マカオタワーが見えたり、グランドリスボアが見えたり、古い町並みや中国が見えたり。 左が、ヘッドバーテンダーが発案したオリジナルカクテル、ハニーコブラーでリフレッシュ。ウィスキーとアップルジュースの組み合わせにはちみつが入っているスイートなドリンクです。右は、女子に飲みやすいのはフレンチビーチ。ウオッカとクリームカシス、それにピーチリキュールとパイナップルジュースが入っているので、飲みやすいけれどアルコール度は高く、とてもいい気分。 おつまみにうれしいのはアサリの白ワイン蒸し。コリアンダーとガーリックも入っているポルトガル料理をここでも満喫できます。 午後6時以降は生演奏も!後ろに描かれている絵は、マカオ在住アーティストが1カ月間かけて完成させた芸術的ピースです。「マカオ女子旅」の魅力を、現地ライターリン美雪さんのレポートをご紹介しながら、5つのキーワードを結んで紹介してきましが、いかがでしたか?今度の休みは、あなたもマカオに行って、是非「観」・「食」・「宿」・「癒」・「充」の5つのキーワードを是非体験してみてください。こんな魅力あふれるマカオに行きたくなったあなたにおすすめのツアーがあります! 地球の歩き方 旅いさら編集局地球の歩き方 旅いさら編集局です。海外情報、イベント情報、旅いさら新着情報などを発信しています。