![ロック好きなら誰でも1つは持っている(?)ロゴ入りバッジ](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/1610010329442909.1.jpg)
今では世界中に店舗のあるアメリカン・ダイナー風レストラン、「ハード・ロック・カフェ」。日本にも六本木や大阪など数箇所にあるから、明るい雰囲気のお店でハンバーガーやステーキを食べた事のある人も多いと思います。
![ロンドンの第一号店 歴史はここから始まった!](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/1610010329447738.6..jpg)
実はこの「ハード・ロック・カフェ」、ロンドンが発祥の地だってご存知でしたか?
オープンしたのは、今から45年前。当時ロンドンに住んでいた2人のアメリカ人が、故国のダイナー風レストランを始めたのが1971年の事です。
![いつも賑わっている店内](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16100103294410362.4..jpg)
その7年後にはカナダのトロントにも第2号店が出来ましたが、世界中に出店していったのは80年代以降。1983年にオープンした六本木店は第4号店だから、同グループ内でも老舗のうちですよね!
![ボリュームたっぷり 王道のハンバーガー](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16100103294413002.4..jpg)
店内にずらーっと並ぶロック・ミュージシャンのギターや衣装で有名ですが、最初はネオン・サインくらいしか装飾がなかったそうです。
![レコード、衣装、楽器などロック・ファン垂涎の品々](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16100103294415571.2..jpg)
でも1970年代後半に常連だったエリック・クラプトンが、自分のフェンダー・ギターをお気に入りの席の壁に飾らせたのに始まり、それに倣って「ザ・フー」のピート・タウンシェンドがギブソンのギターを・・・と有名ミュージシャン所蔵だった楽器や衣装などが増えていきました。
![「ザ・フー」ピート・タウンシェンド寄贈のギター](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16100103294418213.3..jpg)
ミュージシャン自身からの寄贈だけでなくオークション等でも買取って、今ではグループ全体で7万7千点を所有。その種のコレクション数では世界一を誇ります。
![ジミ・ヘンドリックスの衣装とギター](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16100103294420863.9..jpg)
ロンドン店ではレストランに隣接する関連グッズ・ショップの地下にも保管所を兼ねた展示室があり、無料で一般公開しています。 陽気なスタッフの方に案内してもらって、貴重なお宝を見てみるのも楽しいですよ。
![ちょっとしたミュージアム並みのショップ地下](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16100103294423669..jpg)
観光客を中心に、今も人気の衰えない「ハード・ロック・カフェ」1号店。時間によっては長い行列ができるので、食事の場合は予め予約を入れておく事をお勧めします!
【データ】
ハード・ロック・カフェ (Hard Rock Cafe)
住所: 150 Old Park Ln, London W1K 1QZ
Tel : 020 7514 1700
URL: http://www.hardrock.com/
![小野 雅子](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/writer/58.jpg)
小野 雅子
ロンドン西郊外に住む会社員、職場はヒースロー空港周辺です。在英20年以上の経験値を発揮して、初めてイギリスへいらっしゃる方にも興味深く分かりやすいロンドン観光&生活ガイドとしてお役に立てれば…と思います。個人ブログ「ロンパラ!」はこちら♪