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カルチャーショックなお盆「死者の日」、メキシコシティで見るならここ!

   
Sayaka
Sayaka
 
今回は、私がメキシコで一番好きな行事を紹介します

10月、それはメキシコシティの「メキシコらしさ」が最も際立つ季節です。お祭り大好き、何よりも家族が大切なメキシコの人々は、11月1、2日のメキシコ版お盆・「死者の日」に向けて、街中をマリーゴールドとドクロで飾り、死者を悼んで特設の祭壇を設けます。

日本の厳かな雰囲気のお盆とは違い、メキシコの死者の日はカラフルでとても賑やか、そしてオープン!死者を弔う儀式自体はやはり家族主体になりますので、旅行者が参加することはまず無いと思いますが、その祭壇なりデコレーションを見学に行くのは、全くタブーでは無いのです。

カフェのオープンテラス、こんな光景が日常茶飯事になります

足元にいるワンちゃんも、しっかり透けてます

むしろ、個人でも団体でも、いかに派手で芸術的な祭壇を作って人目をひくか?に賭けていて、「祭壇の名所」として毎年多くの見物客を集めているような場所が、メキシコシティには沢山あります。日本だと、クリスマスのイルミネーションを見に行く感覚に近いかもしれません。

そこで今回は、私のお勧め「死者の日デコレーション見学スポット」を二つご紹介します。二ヶ所とも最寄駅はメトロブス一号線のラ・ボンビージャ駅(La Bombilla)で、駅から歩いて5分ほどです。この地区サンアンヘルは古くからのお屋敷街で、可愛いカフェや小さな雑貨屋さんも多く、普段から絵になる地区なのですが、この死者の日シーズンにはテーマパークに迷い込んでしまったかのような錯覚を覚えさせられるくらい、大化けします。(注:写真は本年度の飾り付けではありません)

タイルの素敵な中庭、青にマリーゴールドのオレンジが映えます

まずはカルメン博物館。元修道院の建物は外観は地味なのですが、部屋を丸ごと一個使った大規模な祭壇を見られます。天井から床まで細かく作り込まれており、上から下まで様々な角度から眺めて楽しめるスポットです。常設展示の彫刻などの作品にも、さりげなくマリーゴールドがあしらわれていて、可愛らしいですよ。

写真はほんの一部、部屋いっぱいに広がる祭壇は大迫力

こちらもかなりの大物(以下4枚、全て同じ祭壇です)

マリーゴールドの絨毯の上に並ぶドクロ

引きで見たところ、天井からは切り絵を垂らします

部屋の隅で、妙にリラックスしてる子を発見!笑

ちなみにこの博物館、地下室に複数のミイラが展示されていることで有名です。写真撮影もOKなのですが…さすがにここに写真を載せるのはやめておきますね。棺桶を壁に立てかけて展示してあるので、今にも動き出しそうな雰囲気が漂っており、入り口で腰が引けます。

この入り口の先にミイラがズラリ…

【データ】
名称:カルメン博物館(Museo de El Carmen)
住所:Av. Revolución s/n, entre Monasterio y Rafael Checa, San Ángel. Del. Álvaro Obregón, C.P. 01000
Tel:01 55 5550 1848
URL:http://elcarmen.inah.gob.mx/index.php?option=com_content&view=frontpage&Itemid=1
営業時間:火-日 10:00-17:00
休み:月
入場料:$52

次のスポットは一転、底抜けに明るいです

次はエル・バザール・サバド(El Bazaar Sábado)、土曜日のみオープンする民芸品市場なのですが、ここはもう死者の日シーズンは、ドクロのテーマパークと化します。と言ってもダークなイメージのものではなく、お酒を飲んだりおめかししたり、こんなに陽気で可愛らしいんです。

乾杯!

カーニバル風、上から吊ってあります

あんなところにも!というような場所にまでしっかりドクロがあしらわれており、時間を忘れてウロウロ、キョロキョロしてしまいます。何しろ週に一度しか開かないというのがネックなのですが、丁度この時期メキシコシティに行く予定がある方には、是非行っていただきたいスポット。死者の日デコレーションの名所は数あれど、「可愛い路線」なら、ここの右に出る場所はないと思います。

観葉植物の陰で発見!

【データ】
名称:エル・バザール・サバド(El Bazaar Sábado)
住所:Plaza San Aciento No.11, Col.San Ángel
Tel:56160082
URL:http://elbazaarsabado.com/mx/
営業時間: 土 10:00-19:00
休み:日-金

故人への畏敬の念の表し方は、文化によって様々

メキシコの人々の陽気な気質を表すのに、よくViva la vida(ビバ・ラ・ビダ=人生万歳、人生謳歌)という言葉が使われますが、それは死後の世界まで変わらないのですね。「死」=暗く静かなもの、と考えている典型的日本人の私には、メキシコに来た当初、この死者の日の盛り上がりは、かなりのカルチャーショックでした。

死者の日は全国的な行事ですが、今私が住んでいるモンテレイのような歴史の浅い街では、大規模なデコレーションやイベントは皆無です。死者の日をしっかり楽しみたい方は、メキシコシティやオアハカ等の古都を訪れることをおすすめします。10月半ばには、街のあちこちで陽気な死者の世界が見られるようになりますよ。

Sayaka

Sayaka
初めてのメキシコは、一年間の語学留学で訪れたメキシコシティ。今は仕事の都合で、二度目のメキシコ生活を通称「美男美女の街」「肉の街」のモンテレイで送っています。(名前に偽りなく、確かに美男美女は多いし、肉は美味しいです!)旅先で欠かせないのは、スーパーマーケット巡り・絵葉書を書く・各地の公共交通機関に乗ること。まだまだ旅行情報の少ないメキシコ、自分が「あったら便利」と思う情報を、どんどん共有していきたいと思います。

    

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