1776年7月8日、ジョン・ニクソン(John Nixon)によってアメリカ独立宣言が朗読された時フィラデルフィア市民を招集させたというアメリカ史上重みのあるこの鐘は、大陸会議が開催された時や戦争勃発時にも使われました。住民はこの鐘の音色に耳を傾けながら、ある時は国の独立や奴隷制の廃止という朗報に歓喜し、またある時は戦争の勃発を嘆き、人々の死を悼んだのです。
今日世界遺産として、また重要な文化財として世界中から注目を浴びるようになった「独立記念館」や「自由の鐘」ですが、それら以外にもインディペンデンス・モール界隈に存在する全てのものが、「生命」と「自由」と「幸福追求」の象徴であるような気がします。