留学先の救急車の電話番号をすぐに言えますか?
今日は9月9日、9(きゅう)と9(きゅう)で「きゅうきゅうの日」。
厚生労働省が定めた「救急の日」です。
驚くことに「119番」を救急車に採用しているのは台湾、韓国、インドネシア(ジャカルタ)、とごくわずかな国だけ。各国の緊急連絡先を一覧で見るとちょっと面白い発見もあるので、この機会に覚えておきましょう!
留学先別 救急車の番号リスト
北米
アメリカ(全土共通)
警察,救急車,消防:TEL 911
カナダ(全土共通)
警察,救急車,消防:TEL 911
オセアニア
オーストラリア(全土共通)
警察,救急車,消防:TEL 000
ニュージーランド(全土共通)
警察,救急車,消防:TEL 111
ヨーロッパ
イギリス(全土共通)
警察,救急車,消防:TEL 999
アイルランド(全土共通)
警察,救急車,消防:TEL 999 または 112
マルタ(全土共通)
救急:TEL 196 (警察:TEL 191/消防:TEL 199)
フランス(全土共通)
救急:TEL 15 (警察:TEL 17/消防:TEL 18)
イタリア(全土共通)
救急:TEL 118,112 (国家警察:TEL 113/軍警察:TEL 112/消防:TEL 115,112)
*国家警察・軍警察の番号で救急車要請も可能
スペイン(全土共通)
警察,救急車,消防:TEL 112
ドイツ(全土共通)
救急・消防:TEL 112 (警察:TEL 110)
オーストリア(全土共通)
救急車:TEL 144,112 (警察:TEL 133,112/消防署:TEL 122,112)
アジア
フィリピン(全土共通)
警察,救急車,消防:TEL 117
救急(フィリピン赤十字):TEL 143
マレーシア クアラルンプール
警察・救急車:TEL 999 (消防:TEL 994)
*ペナンの場合は頭に04、ジョホールバルの場合は頭に07を、上記の番号に加えておかけください。
*コタキナバルは番号が異なります。外務省 海外安全ホームページをご確認ください。
覚えられそうですか?
一覧で見てみると、"1"や"9"を使う国が多いのが興味深いですね。日本も昭和2年まではスペインやドイツと同じ「112番」でした。しかし、黒電話のダイヤルに不慣れなためか誤接続が多かったため、また最後に9を回すことで落ち着いて話すことができるため、「119番」になったと言われています。
ちなみに、北米は"119番をひっくり返す"と考えれば覚えやすいです。暗記が苦手な方は外務省 海外安全ホームページ 各国ページにある「安全対策基礎データ」をブックマークしておきましょう。
※上記の番号は2016/9/9時点の情報です。最新情報は必ず外務省海外安全ホームページを確認しましょう。