![まだまだメキシコの夏は終わりません!](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16090407163439813.6.jpg)
メキシコが世界に誇るビーチリゾート、プエルトバジャルタ。最近は日本人観光客も増えてきましたし、アメリカ西海岸やカナダにお住まいの方には、すっかりお馴染みかもしれません。
ホテルゾーンは大きく分けて、大型の新興リゾートホテルの立ち並ぶヌエボバジャルタと、昔ながらの街並みを残す中心街の二つに分かれています。空港に近いこととホテルの設備面から、日本人はヌエボバジャルタのホテルを選ばれる方が多いと思うのですが、何しろ新興リゾートなので、「ローカルなメキシコらしさ」が感じられないのが欠点。
![ビーチに全然人がいない理由は...](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16090407163446397.7..jpg)
そんなときは中心街まで行かれる方が多いと思うのですが、何しろこの時期のプエルトバジャルタは「暑すぎてシーズンオフ」なくらいなので、見どころが広範囲にある上に、坂の多い中心街を歩くのはなかなか大変。
そこで今日はヌエボバジャルタからもっと気軽に行ける小さなローカルタウン、ブセリアスを紹介します。10分で歩いて回れるほどの小さなエリアに民芸品市場もローカルなレストラン・カフェ・バーも、マッサージ屋さんも、勿論ビーチもぎゅっと詰め込まれているので、長時間の街歩きがつらい真夏の日差しの下でも、さくっと回れますよ。
![ブセリアスのメイン道路と](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16090407163449138.3..jpg)
![街の中心、カテドラル](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16090407163452146.7..jpg)
ブセリアスはヌエボバジャルタから幹線道路を北上すること10kmの小さな小さな集落。絵に描いたようなリゾート地のヌエボバジャルタとは違い、一気にローカル度が増します。特にメキシコ国内ではなく他の国から来られた方には、たまらない雰囲気ではないかと思います。
![街のシンボル、ダイバー像](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16090407163455183.5..jpg)
ビーチ沿いに立つダイバーの像を背にして立つと、右手が民芸品市場、正面が街の中央広場、左手がレストランやマッサージ店のある繁華街です。中央広場付近には、シーフードやカットフルーツの屋台も出ています。
![スタイリッシュ感ゼロ、何でもぎゅうぎゅう詰めな民芸品市場](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16090407163458399.5..jpg)
![天井まで商品がぎっしり](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16090407163461114..jpg)
民芸品市場で売っているのは、お決まりの地名入りTシャツやショットグラス、遺跡の出土品に見せかけた石の置物、アクセサリーなど。商品のラインナップは、どのお店も大差ないように思いました。
ビーズ細工で有名なウィチョール族の工芸品は、中央広場に出ている屋台で買えます(ビーズのアクセサリー、ビーズを埋め込んで作った絵や置物など)。市場も屋台も値段の表示は無く、交渉制。メキシコシティの民芸品市場より値段設定は高いものの、英語の通用度もずっと高いので、是非値引き交渉にチャレンジしてみてください。
結局買わなかったので写真が無くて申し訳ないのですが、私が訊いた時は、ビーズ細工の立体的なケツァル(鳥の一種)のキーホルダー・全長8cmほどのものが$150、葉書を一回り大きくしたくらいのビーズを埋め込んだ写真立てが、$300でした。高い...
![潮風が吹き抜ける、目に鮮やかなレストラン(反対側は海です!)](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16090407163463968.6..jpg)
![ベタなメキシカン装飾が愛らしい](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16090407163466790.7..jpg)
繁華街には、ビーチに面したオープンエリアのカフェやレストラン、マッサージ屋さんが並んでいます。バックパッカー向けの安宿もいくつかありましたが、近くにバーも多いので、夜は結構うるさいのでは無いかと思います。自分も一緒になって騒げる人なら、問題ないのかもしれませんが。笑
![実はプエルトバジャルタ一帯はマッサージ屋さんが多いことで有名](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16090407163469575.4..jpg)
![豪華な設備は無いけれど、清潔な店内](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16090407163472424.3..jpg)
メキシコ伝統のサウナ、テマスカルが体験できるスパもあるのですが、私はもっとお手軽にマッサージを。こちらのお店、サンフラワーマッサージは、お店の前にメニューが貼り出してあるので入りやすいです。スペイン語と英語併記のメニュー表も貰えます。ローカル感たっぷりなお店ですが、一時間以上、しっかりほぐして貰い大満足。お土産屋さんの高さに比べ、マッサージやスパは、どこも良心的なお値段です。
【データ】
名称: サンフラワーマッサージ(Sunflower Massage)
住所:Miguel Hidalgo No.3, Col. Centro Bucerias Nayarit, Bucerias 63732, Mexico
Tel:3221101082
URL:https://www.facebook.com/sunflowermassagepv/(スペイン語のみ)
営業時間:月−金 9:00-19:00、土 9:00-17:00
休み:日曜日
![異国情緒を盛り上げてくれる、石畳の路地](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16090407163475149.3..jpg)
はるばるメキシコまで来たら、リゾートだけでなく、ローカルなメキシコも体験してみたくありませんか。このエリアはアメリカやカナダからの旅行者が多いため、小さな街でも英語の通用度はメキシコの中でもトップクラスです(逆を言うと、一部のリゾートを除いて、メキシコでは英語はまず通じません)。スペイン語が分からない方でも肩の力を抜いて地元の人との交流が楽しめる、貴重なエリアの一つです。
![タウンマップで気になるお店は、どんどん行ってみよう!](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16090407163477933.9..jpg)
【データ】
名称(街の名前):ブセリアス(Bucerías)
アクセス:ヌエボバジャルタから海沿いの幹線道路を北上すること10km、向かって左手(海側)にブセリアスの街が現れます(看板有)。タクシーで行くときは、ブセリアスの民芸品市場(メルカド・デ・アルテサニア・デ・ブセリアス mercado de artesanía de Bucerías)まで、と頼めば、すぐ分かってもらえます。
ダイバーの像からまっすぐ幹線道路を目指して歩くとタクシープールがありますので、帰りの足も安心です。
![鄙びた雰囲気がかえって味のある、ブセリアスのビーチ](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16090407163480688.6..jpg)
![Sayaka](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/writer/103.jpg)
Sayaka
初めてのメキシコは、一年間の語学留学で訪れたメキシコシティ。今は仕事の都合で、二度目のメキシコ生活を通称「美男美女の街」「肉の街」のモンテレイで送っています。(名前に偽りなく、確かに美男美女は多いし、肉は美味しいです!)旅先で欠かせないのは、スーパーマーケット巡り・絵葉書を書く・各地の公共交通機関に乗ること。まだまだ旅行情報の少ないメキシコ、自分が「あったら便利」と思う情報を、どんどん共有していきたいと思います。