容器からはみ出すほどの量のエビフライやイカフライの匂いを嗅ぎながら、(フィンガーフードでも、この量を立ち食いするのは行儀悪いなあ。)とか(キッズサイズはあったのかなあ。)と、ポテトチップスは付けないでほしいと言って欲張ったことを後悔しながら埠頭のデッキ方面に向かって歩いていると、空いているベンチを見つけました。そこに座ってランチを食べ始めようとすると、てくてくとその辺を歩いていたカモメが近づいてきました。とてもフレンドリーにそばに寄ってくるので、写真を撮ろうとカメラを抱えた瞬間に、まさかの「パクッ!」
なんと私のできたてほやほやのランチが、そのカモメにつつかれてしまったのです。
気を取り直して立ち上がり、また界隈を散策し始めました。お土産屋さんを見て回ったり路面電車の写真を撮ったりしながらゆっくりと時間をかけて散歩している間に、ダウンタウンに戻るまでの約2時間を有効に過ごすための面白そうな観光アトラクションを発見。そこで私は、フィッシャーマンズワーフならではの、とあるクルーズに一人で参加してみたのでした。