「BYO」何かの組織の略称ではございません!この言葉を知っていると、オーストラリアではとっても楽しくオイシイ経験ができます。
「BYO」とは「Bring Your Own(自分で持ってきてね)」の略で、オーストラリアのレストランではお馴染みのシステム。レストランにいったい何を「自分で持ってきてね」なのかと言うと「Bring Your Own Bottle」、つまり「お酒持ち込み可」ということ!
これは、もともとオーストラリアでは飲食店の酒類取り扱いライセンス取得が難しく、「ならば、飲みたい客が持ち込もう」と始まった習慣です。日本には滅多にない、うれしいシステムですね。
ただし大手高級レストランなどは比較的酒類取り扱いライセンスを持つ=Licencedであることが多く、その場合BYO不可。
さらに、BYOがOKなお店にも注意点が2点あります。1つはBYO=ワイン限定という店が多いこと。もう1つは、基本的にBYOには持ち込み料(Corkage)がかかるということ。オーストラリアの場合、1人A$13程度が相場ですが、その分お店側がグラスを貸してくれたり開栓してくれたりします。ここはケチらず、サービス料として快くお支払いしましょう!