建築に5年を費やし今年3月にオープンしたモンテレイの一番新しいランドマーク、パべジョン・エム(Pabellón M)に行ってきました。 Pabellónは英語に訳すとPavilionです。今稼動しているのは数件のレストランとマックストア、ホテルのフィエスタ・アメリカーナ、劇場だけですが、将来的には映画館、ショッピングモール、レストラン街、フードコート、オフィスエリア、コンベンションセンターを備えた、巨大複合施設になる予定です。更に、通りを挟んで向かいにあるデパート、リベルプール(Liverpool)とも行き来ができるよう、現在空中通路を建設中です。 川沿いに立っているので眺めが良く、モンテレイのシンボルの山、セロ・デ・ラ・シージャもこの通り!これはホテルのロビーもある二階のエントランス部分から撮った写真なので、高層ビルに入っているホテルの客室やバーからの眺めは、期待できそうです。 卵を建物の内側から見ると、このような感じ。この卵ドームの中は劇場で、メキシコ国内アーティストの公演が多くブッキングされており、九月にはニューヨークから、パフォーミングアーツのストンプ(STOMP)がやってきます。 まだ商業施設の本格稼動前で、とにかく今は存在をこの空間の存在を知ってもらうことが優先なのか、無料のイベントが充実しています。 無料のギャラリーでは、7月いっぱいデビット・ボウイの写真展を開催中。ポストカードやステッカー等、オリジナルグッズの販売もあります。 ちなみにこの写真展の開催前は、メキシコでも人気のある動画配信サービス・NETFLIXのイベントが開かれていて(オレンジ・イズ・ニュー・ブラックや、ナルコスのセットを模したブースで、衣装を着て写真が撮れる)、かなり賑わっていました! 天井が高く、ガラス張りで開放感のある空間は、東京の国際フォーラムを彷彿とさせます。できたばかりなので綺麗かつとても清潔で、こういう場所が落ち着く自分は、やはり日本人だなあ...と実感しました。水20:00-22:00には無料のジャズコンサートも開かれており、外の喧騒を忘れて本当にゆったり過ごせます。 ただ日本と違うのは、こんなに近代的なデザインなのに、手書きの看板を掲げるお店が並ぶようなとてもローカルな通りに建っているということ。周りには他に高い建物も無いので、とにかくとても目立ちます。そんなミスマッチな光景も、魅力の一つかもしれません。 そして、まだほとんどお店が入っていないということは、これからオープンするお店が多いということ。つまり、それだけオープンセールの機会も多いということ!今月、マックストアがオープンした際には、PCとipadが15%オフ、Apple Watch 30%オフのセールをやっていました。それに味をしめ、今は毎日、お店のオープン情報をフォローしています。笑新たな流行発信地として期待されるパベジョン・エム。これからますます、目が離せません! 【データ】名称:パベジョン・エム(Pabellón M)住所:Av. Constitución, Entre Juárez y Garibaldi, Col. Centro, Monterrey, N.L. 64000Tel:52 (81) 2090 0505営業時間:店舗により異なる休み:なし Sayaka初めてのメキシコは、一年間の語学留学で訪れたメキシコシティ。今は仕事の都合で、二度目のメキシコ生活を通称「美男美女の街」「肉の街」のモンテレイで送っています。(名前に偽りなく、確かに美男美女は多いし、肉は美味しいです!)旅先で欠かせないのは、スーパーマーケット巡り・絵葉書を書く・各地の公共交通機関に乗ること。まだまだ旅行情報の少ないメキシコ、自分が「あったら便利」と思う情報を、どんどん共有していきたいと思います。