ユニオンスクエアからミュニバス#30#45で10分くらいチャイナタウンを越えるとそこはリトルイタリア(イタリア人街)です。コロンバス通り(ColombusAVE)を中心に洒落た雰囲気のカフェやベーカリー、ジェラート屋さんが並んでます。 夕方になると肌寒くなるサンフランシスコ。「イル カッサロ(Il Casaro)」の前の歩道には待ってる人たちがいっぱい、家族連れも多いです。入り口のボードに名前と人数、テーブルかカウンターを書き込み外で待ってるというわけですね。6時過ぎはこのお店のピーク時間帯だそですがラッキーな事に15〜20分で入れました。 2〜3人だったらカウンターの方が早いみたいですよ。 可愛い石窯ですね。ピザ生地の成形などよく見えました。 アンティパスト(Anttipasti前菜、小皿料理)から「ローストカラマリ&ズッキーニ(Oven Roasted Caramari & Zucchini Skewers)」(10ドル)隣席を覗き込んだらカリフラワーのグリルを食べていた!そちらも捨てがたかったです。 坂の町サンフランシスコ。1860年代この辺りは砂浜だったので「ノースビーチ」とも言われてます。 コロンバスからは一階になりますが店の奥の方だと半地下みたいになっていて歩いている人がこちらを見下ろしてるのでテーブル料理が丸見えなんです(きっと)。 アンティパストのオススメは何か聞いてみたら、迷わず「モッツァレラのフライ(Fried Mozzarella Fior di Latte)」(8ドル)と言われ頼んでみました。 モッツアレラは軽いチーズです。ですがお店によっては衣とのバランスが良くないせいかしつこくなってしまったりするのですが、イル カッサロは、細かいパン粉を使ってる衣がサクサクと軽く、トマトソースディップがサラサラとしていくらでも食べられる感じです。 ちょっとつまみにと思って、値段的(5ドル)にも少ないだろうと思ったんだけどたっぷり! 具沢山ピザより、こうしたシンプルなピザ好きで、ピザ屋さんには絶対ある「マルゲリータ(Margeherita)」((13ドル)を頼んでみました。ラーメン屋さんの最もシンプルな「醤油ラーメン」を頼むようなもんだと笑ってしまいましたが、そのお店の味が一番分かるんじゃいないかって通じているものありませんかね(苦笑) ワインは「キャンティークラシコ(Chianti Classico)」を頼んでみました。イタリアン、ピザ屋さんには必ず用意されているイタリアを代表する赤ワインです。 生地はイタリアのカプートフラワー(Caputo Flour)を使用、適度な弾力の中にもカリッと香ばしく、さっぱり系トマトソースにモッツアレラチーズ、バジルも香り高くしかもこの値段には驚愕です。昨今のラーメンブームで一杯15ドルなんてのもあるサンフランシスコ。一人一杯のラーメンよりシェアできるピザの方が割安感あり☆ ドルチェ(Dolci)の一番人気じゃないかしらん「ティラミス(Tiramisu)」(7ドル)は、どのテーブルにもあったような気がしました。なのでやっぱり頼んでましたよ。軽い食感につられスポッと完食、別腹とは言われるけど全部食べてしまった自分が怖い(軽い食感とカロリーが比例してくれればいいのですが) ノースビーチは沢山のカフェ、レストランがピンからキリまでありますが、ヘルシー志向で物価高のサンフランシスコでは間違いなく受けいれられるカジュアルイタリアンです。覚えておくといいですよ。 【データ】店名:イル カッサロ(Il Casaro)住所:348 Colombus AVE San Francisco, CA 94133Tel:1-415-677-9455URL:http://ilcasarosf.com営業時間:日〜木11:00〜23:00金土11:00〜24:00 美丸(Mimaru)サンフランシスコ市内小さなアパート在住。未だ修学旅行気分の生活で激変するベイエリアの旬のネタをアナログ的な視点でお届けします。認定フードコーディネーター。好きな事:見物。