海外ではブランド物のお買い物が楽しみ！という方は多いと思うのですが、世界規模で展開しているハイブランドだけでなく、ローカルブランドにも目を向けてみると、意外な掘り出し物が見つかるかもしれません。
今回紹介するのは、メキシコはグアダラハラ発の鞄ブランド、クロエ（Clóe）。ブランド名の一部を使った、óeのロゴが目印です。ブランドの発音と扱っているもののカテゴリーは似ていますが、メキシコのクロエは日本でも展開しているフランスのクロエ（Chloé）とは全く関係の無い、オリジナルブランド。
フランスのクロエはメキシコには店舗を持っていないので、メキシコでクロエと言ったら、皆がイメージするのはChloéではなく、Clóeです。
メキシコのクロエはカジュアルブランドなので、日本人が海外旅行で買うのを楽しみにしているようなブランドに比べると、値段はずっとリーズナブル。例として、メキシコの大きな街なら必ずある百貨店・リベルプール（Liverpool）で、一枚目の写真のリュックは小が$1499、大が$1599、二枚目の写真の大きなトートが$1499でした。
日本ではなかなか見ない色使いのものが多く、原色×原色もお手の物。個人的には、ゲス（Guess）のアイテムが好き！という人なら、クロエもチェックして損は無いかと思います。
私の一押しは、お財布！日本では長く使うことを想定してお財布にはある程度お金をかけている人が多いと思いますが、残念ながら、日本人が好むようなハイブランドのロゴ入り財布をそのままメキシコで使ったら、間違いなく、スリや置き引きに狙われます...（余談ですが、同様の理由で、メキシコに旅行する際はハイブランドの鞄は使わない方が無難です。）
メキシコの多くの空港にはClóeのショップが入っていますので、防犯対策も兼ねて、まずはお財布からメキシコ色に染めてみるというのはいかがでしょうか。
お買い物目的でメキシコに来る方はそうそういないと思いますが、ちょっとデパートの鞄売り場など覗いてみると、日本にも他の国にも無い独特なセンスが垣間見られて、面白いですよ！
Clóeはメキシコ国内でしか展開していないので、まさにメキシコ人のために作られたブランド。リベルプール（Liverpool）、シアーズ（SEARS）等の庶民派デパートでは必ず取り扱いがありますので、是非立ち寄って、メキシコのファッショントレンドを感じてみて下さい。お気に入りのものが見つかったら、あなたにはメキシコ流ファッションを楽しむ素質があるかもしれません。笑
【データ】
ブランド名：クロエ（Clóe）
URL：http://www.oemoda.com/（スペイン語のみ）
Sayaka
初めてのメキシコは、一年間の語学留学で訪れたメキシコシティ。今は仕事の都合で、二度目のメキシコ生活を通称「美男美女の街」「肉の街」のモンテレイで送っています。（名前に偽りなく、確かに美男美女は多いし、肉は美味しいです！）旅先で欠かせないのは、スーパーマーケット巡り・絵葉書を書く・各地の公共交通機関に乗ること。まだまだ旅行情報の少ないメキシコ、自分が「あったら便利」と思う情報を、どんどん共有していきたいと思います。
