日本でも台湾系小籠包で知られるディン・タイ・フォン(Din Tai Fung)。クアラルンプールでも、ちょっとカジュアルに食事ができる点心レストランとして人気があります。週末のディナーともなるとご覧のとおり。でも意外と回転がいいのか思ったよりも早く店内に入れました。予約は受け付けずまずは受付のスタッフに順番待ちのリストに名前を入れてもらい、注文票を受け取ります。 小籠包は外せないとしても、そのほかの点心に悩みます。そこでもう一つの名物、担々麺も注文してみます。 小籠包は6個でRM13.10(約334円)、10個でRM20.80(約532円)です。もうたっぷり食べられるといった感じですね。トリュフ入りは1個でRM9.1(約232円)です。他にも何種類かありますが、やはり基本の小籠包はぜひ。 周りのテーブルを見渡してももちろん小籠包を注文しています。湯気のあがるせいろをかかえ、通路をいくスタッフ。家族連れや大人数で来店しているテーブルには10個用のせいろがたくさん積み重なっています。おしゃれなつくりっぽい店内ですが、どのテーブルもなかなか賑やかです。 ほどなくして届いた小籠包は、もちろんアツアツ。皮の中には肉だんご汁が入っているようなジューシーさ。やけどをしないように、注意しながら食べ進みます。女性でもお腹が空いていれば10個食べられるほどのサイズです。追加もできるので、まずは少なめに注文しましょう。 続いてきた担々麺は汁なしタイプ。麺は細いながらももっちり。タレはちょい辛で濃いのですが、これが麺にしっかり絡んでちょうどいい味に。トッピングのピーナツの香ばしさがアクセントになります。量はサイドとしてはちょっと多めといったところですが、こちらもまたスルッと入ってしまいました。暑いクアラルンプールですが、建物の中はエアコンがよく効いています。蒸し物も意外と合うのが不思議ですね。 【データ】ディン・タイ・フォン(Din Tai Fung/鼎泰豐)住所:6, Pavilion, 168, Jalan Bukit Bintang, Bukit Bintang, 55100 Kuala LumpurTel:+60 3-2148 8292URL:http://www.dintaifung.com.my/営業時間:月-金(11:00-22:30)、土(10:30-22:30)、日(10:00-22:30)休み:不定休※クアラルンプール市内、近郊に全部5店舗、ペナンに1店舗あり。 逗子 マリナ広告代理店、コミュニティ紙の取材記者、その後フリーランスへ。雑誌ライター、ムック本コピーライターの他、現在は主にWebを中心に寄稿。今まで訪れた国は約30カ国。アメリカ、オーストラリアと海外在住歴はのべ8年。現在はクアラルンプール在住。旅は寄り道や偶然に発見が多いので自分で車を運転していくのが好き。