今日はタツノオトシゴを見るために、タツノオトシゴワールド(SEAHORSE WORLD)に行ってきました!!タツノオトシゴワールド(SEAHORSE WORLD)はタスマニア第2の都市、ローンセストンから北に50km行ったところにあります。当初、伝統的な中国医学で使用されるタツノオトシゴを供給するための養殖場として作られましたが、コスト面で折り合いが合わず、現在はタツノオトシゴを保護する目的で、飼育しています。 まずは受付でチケットを買いましょう。ここの仕組みは数十分に1回ツアーがあって、それに参加しガイドさんの説明を聞きながらまわるというもの、自分で好き勝手回れないんですよね。 次のツアーまで少し時間があったのでお土産屋さんをフラフラ。 時間になっていざ中へ…早速、タツノオトシゴがお出迎え!!タツノオトシゴってホント種類が豊富ですよね、これはタツノオトシゴの個体変異が大きく、他の生き物と比べて新種が誕生し易いことが理由のようです。実際に21世紀になっても新種が報告されているみたいですよ!! で、こちらはタツノオトシゴの赤ちゃん!!単体で見ると可愛い!!(単体でという件、もうすぐ意味が分かります。) で、こちらは子供を身ごもった…お父さん!!え、お父さん??と思われた方…そうなんです、タツノオトシゴはオスの上腹部辺りに育児嚢があり、そこにメスが卵を産みます!!その中で受精するため、お腹が膨れているのは全てオス(お父さん)!!オスが妊娠する生き物なんて言われる事もあるそうですよ。これ、全てオス!!なんか不思議ですよね。 続いて案内されたのはこちら… 中にはこの通り!!タツノオトシゴの赤ちゃんたちが入っています。水槽ごとに生後何か月かが違うそうです。単体で見るとはこういうこと、これだけいるとちょっと怖くないですか!? さてこちらはタツノオトシゴに似ていますが、シードラゴンと呼ばれる生物…決定的な違いは尾が丸くなるかどうかだそうです。タツノオトシゴは尾を丸くして海藻などに絡まることができますが、シードラゴンはそれができません。 こちらもタツノオトシゴを彷彿さますが、ヨウジウオという生物。ガイドさんの話では、「タツノオトシゴより早く泳げます」とのことでした。 他にもカニだったりヤドカリだったり海老だったりがいます!!ヤドカリとタツノオトシゴは触ることもできます!! 最後にこちらはハイブリッド種…様々な研究もしてるみたいですよ。実はタスマニアに来るまでその存在すら知らなかったこのタツノオトシゴワールド(SEAHORSE WORLD)ですが、思った以上に楽しめました!!興味のある方はぜひ足を運んでみて下さい。 【データ】SEAHORSE WORLD(タツノオトシゴワールド)住所:1A Flinders Street、Beauty Point TAS 7270営業時間:月-日:09:30〜16:30TEL:+61 3 6383 4111URL:http://www.seahorseworld.com.au ほびと横浜市出身、オーストラリア在住。料理人とデザイナー、二足の草鞋を履きながら活動し、ニュージーランドでお店を開く予定だったが、震災の影響で白紙になる。そこから右往左往し、世界1周の旅へ。現在はオーストラリアに滞在し、現地の情報を発信している。ほびとの世界195ヶ国を目指して…& hi,romy