シンガポールホテル特集2「ザ・リッツカールトン・ミレニア」 シンガポールで泊まるなら絶対マリーナベイサンズ!という方も多いと思いますが、そのサンズに勝るとも劣らない人気のホテルがあります。それが、「ザ・リッツカールトン・ミレニア・シンガポール」です。マリーナベイに面しており、マリーナベイビュールームからの眺めは抜群です。マリーナベイサンズに泊まるとマリーナベイサンズが見えないという大きな問題がありますが、このホテルからはマリーナベイサンズも含めてマリーナベイの美しい風景を見渡すことができます。すべての客室が50?以上で、お部屋のデザインも設備も洗練されています。ホテル全体の格調高い優雅な雰囲気も他のホテルとは一線を画しています。MRTプロムナード駅がホテルのすぐ近くにあり、オーチャードロードやセントーサなどにもすぐに移動できます。シンガポールフライヤーやマリーナベイサンズ、ガーデンズ、マーライオン広場などの観光スポットへも徒歩でアクセスできます。ショッピングモール「マリーナスクエア」が、近隣の他のホテルとリッツカールトンを繋ぐように広がっていますので、買い物や食事にも不自由はありません。 エントランスとロビー周り ホテルのエントランスです。車で到着するとボーイが丁寧に出迎えてくれます。巨大な透明のサッカーボールのような入口、そこからレッドカーペットが伸び、頭上には格子状の丸屋根と、これからのホテルライフへの期待を膨らませてくれるエンタテイメント性の高さです。 正面のエントランスから入って真っ直ぐ行くとチェックインカウンターがあります。このホテルには日本人スタッフが5人勤務しおり、何か困ったことがあれば日本人スタッフを呼んでもらうことができますので安心です。 エントランスの横にある「チフリーラウンジ」です。アフタヌーンティーも楽しめます。朝9時から深夜1時まで営業しており、夜はカクテルもあります。チフリーとは、アメリカの有名なグラスアーティストの名前で、カクテルはチフリーが作ったグラスで提供されます。 デラックスルーム(2501号室) ここからは、客室のご紹介です。まずは、一番下のカテゴリー「デラックスルーム」です。一番下と言っても、51?もあり、広々とした豪華な客室です。 大きな窓があり、開放的な雰囲気です。このタイプの客室はマリーナベイとは逆側に位置しています。 しかし、こちらからの風景も悪くありません。シンガポール川とハイウェイが交差する美しい風景が見られます。 ウォークインクローゼットもありますので、スーツケースもしっかり収納できます。 冷蔵庫の中にも飲み物が入っています(有料)。セーフティーボックスは大きく、ノートパソコンなども十分入ります。コーヒー・紅茶、無料のミネラルウォーターも揃っています。 バスルームも十分スペースが取られており、バスタブ、シャワーブース、トイレがそれぞれ別々に設置されています。床やシンクには大理石が使われています。 ゆったりと体を伸ばせる大きなバスタブがあり、景色を眺めながらのんびりと入浴できます。 バスアメニティーも充実しています。石鹸、シャンプー、リンス、バスジェルは英国皇室御用達の「Asprey」社製です。その他、櫛、歯ブラシ、シャワーキャップ、髭剃り、綿棒、爪磨きなどしっかり揃っています。 プレミアスイート(1765号室) 続いては、プレミアスイートルームです。60?あり、デラックスルームよりひと回り大きいお部屋です。ベッドルームとリビングスペースが分かれています。 このタイプの客室は、すべてマリーナベイに面しています。大きな窓から、存分に景色を楽しむことができます。 マリーナベイ全体を見渡すことができます。 バスタブ横の窓からは、シンガポールフライヤーが見えています。 シャワーは、ハンドシャワーに加え、固定式のシャワー、さらに天井にレインシャワーも付いています。マリーナベイに面したお部屋は、このプレミアスイートの他、「デラックスルーム マリーナベイビュー」「エンハンスドデラックスルーム マリーナベイビュー」という、50?の客室もあります。 ホテル内のレストラン 朝食会場にもなる、メインレストランの「コロニー」です。 取材に訪れた際、ちょうどディナービュッフェの準備が整ったところでした。写真は、クレープを焼いてくれる笑顔の素敵な女性コックさんです。 感動的なのは、料理のディスプレイの美しさです。食べておいしいのは、もちろん重要ですが、見た目も大切ですね。芸術的です。「コロニー」のビュッフェランチ 12時〜14時30分 月〜土曜日 大人 S$58/子供 S$29ディナー18時30分〜22時30分日〜木曜日 大人 S$78/子供 S$39金〜土曜日 大人 S$88/子供 S$44 広東料理のレストラン「サマーパビリオン」です。お昼は、飲茶もあります。11時30分〜14時30分がランチ、18時30分〜22時30分がディナーの営業です。お昼のコースメニューがS$52、夜のコースメニューがS$82、その他アラカルト料理もあります。 お土産屋さんのディスプレイもきれいです。思わず、買いたくなりますね。 「ザ・リッツカールトン・ミレニア・シンガポール」の豪華で洗練された雰囲気を感じていただけましたでしょうか?このホテルに宿泊するとなると、ツアーにしても、ホテルサイトなどで予約するにしても、決して安くはありません。しかし、日本国内で高級ホテルに泊まることを考えると、ずっとリーズナブルな価格で宿泊が可能です。今度の旅行は、思い切ってちょっと贅沢してみませんか? 【ホテル情報】住所:7 Raffles Avenue Singapore, 039799 Singapore Tel:(65) 6337 8888客室数:608室チェックイン:15時チェックアウト:12時行き方:MRTプロムナード駅から徒歩3分 阿部 吾郎24年間旅行会社に勤務した後、2013年に独立し「トラベルガイド株式会社」を設立。「人がそこに行きたくなる写真」をテーマに国内外で写真撮影を行っている。同社が運営するマレーシアの旅行情報サイト、トラベルガイド・マレーシアにも自身で撮影した写真が多数使われている。その他、旅行写真素材の販売、旅行記事の執筆、旅行会社へのコンサルティングなどを手掛る。最近はマレーシアに年4~5回程度渡航。その他、旅行会社時代の経験も含め得意な方面は、台湾、香港、マカオ、シンガポール、アイスランドなど。