ペルー南部に位置する、ワカチナという小さな街。
このワカチナという街があるのは、砂漠の中。砂漠の中に位置するワカチナ湖を中心に広がるこじんまりとした街の形相は、まさに｢砂漠の中のオアシス｣。そのロケーションから、小さいながらも人気のリゾート地です。
ワカチナを訪れたなら、ぜひ挑戦したいのが砂漠の中ので行うアクティビティー、｢サンドバギー｣と｢サンドボード｣。このワカチナで人気のアクティビティーは、街の中にあるツアー会社での申込みも可能ですが、サンドバギー＆サンドボード体験付きの宿泊プランが用意されている宿も多いので、ワカチナの街に宿泊する場合は、宿のレセプションに尋ねてみましょう。
大きなタイヤが特徴的なバギーに乗って、砂漠の中の道なき道を縦横無尽に走りまわる｢サンドバギー｣。
急傾斜もお構いなしで走りまわるバギーは、レールのないジェットコースターに乗っているような感覚で、スリル満点！
そんなバギーに乗ってやって来た砂漠の中で体験したいのが、｢サンドボード｣。
スノーボードと同じくらいの大きさ、形のサンドボード。ボードの裏面に蝋を塗って滑りやすくし、そのボードの上に乗って、砂丘を滑り降ります。
見渡す限り広がる砂漠の中、砂丘の上からだと下がほぼ見えないような急傾斜を勢いよくボードに乗って滑り降りる、このアクティビティー。
最初のうちはあまりの急傾斜に多少の恐怖心が芽生えるものの、それも最初のみ。気づけば、猛スピードで砂まみれになりながら斜面を滑り抜けるスリルと開放感でサンドボードの虜に。｢もう一回！｣と、何度もチャレンジしたくなってしまうこと間違いなしの面白さです。
サンドバギー＆サンドボードを存分に楽しみ、砂漠も夜の静けさに包まれはじめた頃、ワカチナ湖のまわりにも明かりが灯り始めます。砂漠の中から眺めるそんなワカチナの街の姿は、まさに｢砂漠の中のオアシス｣。
砂漠の中でスリル満点のアクティビティーを楽しみ、最後はそんなオアシスを眺める。ペルーにある砂漠の中の街、ワカチナでそんなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
小川 美和子
人生初の海外、オーストラリアで海外旅行の魅力にハマり、学生時代はカナダでワーホリも経験。ますます旅好きに拍車がかかり、2015年2月より、地球の反対側のブラジルスタートで世界を旅しています。旅先で出会ったステキなもの、美味しいものはもちろん、その土地ならではの面白い体験など、訪れた国々の魅力をどんどん紹介していきます。
地球の歩き方○○トラベラーズ ・南米・中東・ちょこっとヨーロッパのアイスクリーム旅 
