ちょっとベタだけど、安くて面白いシンガポール土産を探すのにオススメの「ブギスストリート」。日本より物価が高いと感じられるシンガポールで、安く買い物をしたい人達が集まり、平日でも混雑しています。原宿やアメ横のような活気とゴチャゴチャ感が楽しいブギスストリートで、掘り出し物を探してみませんか? 地下鉄MRTブギス(Bugis) 駅から徒歩1-2分で行けるブギスストリート。屋根があるアーケード街なので中は少し暗く、看板や飾りのネオンが派手なところもあり、怪しげな世界に突入する感じです。小さなお店が所狭しと並び、横に入っていく細い道には更に沢山のショップがあります。 ちょっと怪しげな色のジューススタンドがあったり、マーライオングッズも数個で10ドルという風に安価で売っているお土産屋さんが多いブギスストリート。お菓子なども、市街地で同じ物を買うより割安の場合が多いです。 おしゃれな物はそれほど多くありませんが、とにかく安いお土産品が豊富。安っぽくイマイチという品のなかをよく探してみると、これはイケる!と思うグッズがあったり。。。。実際買うかは個人個人の趣味にお任せするとしても、何か面白いものないかなと探すのが好きな方にはもってこいの場所です。 例えば、ドリアンのマグネットは結構重みがある作りなのにS$2。シンガポール滞在中ドリアンにトライする勇気がなかった人でも、旅行の記念にいいかもしれません。ドリアンは匂いが独特なので、公共交通機関に持ち込むと罰金が取られるのですが、シーズンになると街で特設売り場が設置されたり、スーパーでも正面に出されたり、シンガポールでは人気のフルーツです。 シンガポールでもお馴染みのデザートや麺類などのミニチュア(各S$1)も見つけました。4センチ程の大きさなので、幾つか並べて飾っても面白いかも。筆者は3歳の娘のごっこ遊びに使えるかなと思い、ご飯とデザートを試しに買ってみました。 こちらの子供用Tシャツは、3枚でS$10とシンガポールではびっくりする値段。もちろん最高級の生地ではありませんが、それなりに柔らかい肌触りで、どんどん大きくなる子供がひと夏しか着ないのなら十分だと思えるものでした。 ブギスストリートは、ローカルブランドなども多く若者に人気のショッピングモール「ブギスプラス(Bugis+) 」や「ブギスジャンクション (Bugis Junction)」のすぐ近くに位置します。他にもブギス地区は、サルタンモスクなどがあり観光客に人気のアラブストリートや、オシャレな雑貨屋が集まり最近注目されるハジストリートなど見どころいっぱい。観光客と地元客で賑わうブギス地区の散策がてら、ブギスストリートへ寄ってみてはいかがでしょうか。 【データ】ブギスストリート (Bugis Street) 住所:3 New Bugis Street, Singapore 188868 (地下鉄MRTブギス駅より徒歩1-2分。ヴィクトリアストリートという道を挟んで、駅直結のブギスジャンクションというショッピングモールの向かい側)営業時間:11:00〜22:00 北野 洋子2010年末よりシンガポール在住。元ロイター通信記者。旅先では現地の人の生活を見るのが好きで、シンガポールでもホーカーセンターやローカル店での小さな発見を日々楽しむ。年間パスで何度も通うほどシンガポール動物園がお気に入り。