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世界遺産の見方が180度変わる!シンガポール植物園日本語ガイドツアー

   
北野 洋子
北野 洋子
 
シンガポール初の世界遺産

2015年にシンガポール初の世界遺産に登録されたシンガポール植物園 (Singapore Botanic Gardens)。東京ドーム18個分の大きさを誇り、毎年述べ450万人以上が訪れる観光スポットです。今回ご紹介するのは、同植物園の熱帯雨林 (Rainforest) エリア中心に案内してくれる日本語ガイドツアー。今まで何気なく通り過ぎていた木や植物の生態、日本では見られない熱帯植物についても知ることができ、「へぇ〜」と驚くことばかりの興味深い内容でオススメです!

東京ドーム18個分の広大な敷地
受付カウンターが設置されるビジター・センター

日本語ガイドツアーは毎月第一土曜日午前10時から開催されます。参加費は無料で、所要時間は1〜2時間。先着30名で受付終了となるので、時間には余裕をもって、集合場所のビジター・センター・インフォーメーション・カウンター (Visitor Centre Information Countre) へ行き登録してください。植物園には入口ゲートが複数ありますが、タクシーや車でナッシムゲート (Nassim Gate) から入ると一番近く、すぐビジター・センターが見えてきます。ちなみに、オーチャード側のタングリンゲート (Tanglin Gate) や地下鉄のボタニック・ガーデン駅 (Botanic Gardens MRT Station) からは、園内徒歩で20分ほどかかるのでお気をつけください。

暑いので飲料水を持参し、歩きやすい恰好で参加しましょう
説明を聞くたびに「へぇ〜」の連続

植物園公認の日本語ツアーは、約2か月間の研修を受けたボランティアガイドの方たちが案内してくれます。植物についてはもちろん、植物園の歴史なども詳しく説明してくれて、その知識の深さにはビックリ。ガイドの方のカバンからは、資料や木の実のサンプル等がどんどん出てきて、参加者が実際触って体験するなどの工夫がされています。

この木の名前分かりますか?

熱帯雨林だけではなく、その周りのエリアの植物や木々についても説明があります。上の写真の木は、日本でもよく見かける観葉植物なのですが、何だか分かりますか?実は「パキラ (Pachira)」なんです。シンガポールだとこんな大木になるんですね。

赤い葉鞘が縁起がいいとされ中華系の人に人気
ロゴに使われているシーリングワックスパーム

植物園のなかでよく見かける「シーリングワックスパーム (Ceiling Wax Palm)」は、葉の一部 (葉鞘) が赤いため、赤を縁起がいい色とする中華系の人に人気のヤシの木。実は植物園のロゴにも使われています。

紫の花が綺麗な「サンドペーパーヴァイン」
「プルメリア」は花の色によって香りが違う

上の写真の白い花は「プルメリア (Plumeria)」。シンガポールでも様々な色の花を咲かせているのを見かけます。でも、花の色によって香りが違うのをご存知でしたか?また花を折ったりしたときに出てくる樹液は有毒。小さな子供はかぶれることもあるそうです。

今でも原生林が残る

いよいよ後半は熱帯雨林へ。6.2ヘクタール (東京ドーム約1.5個分) の熱帯雨林は、シンガポールで最も古い原生林のひとつが今でも残る貴重なエリアです。一歩足を踏み入れると、都会の喧騒から離れ別世界へ。

「葉っぱのゴミ箱」で栄養分補う

熱帯雨林の植物は、一年中栄養分を吸って成長します。また、よく雨が降るので、土の中の栄養分も流れてしまうとか。そのため、熱帯雨林の土は栄養分が少ないそうです。そんななか、上の木から落ちてくる枯葉をためる「葉っぱのゴミ箱 (Leaf Litter)」を作り、そこから栄養分を補充する植物も。

もともとあった木を「絞め殺し」自分が成長する木

熱帯雨林の中には、元々あった木に巻きつき、その木を絞め殺すようにして自分が成長するイチジク属の木 (Strangling Fig) もあります。生命力を感じるという理由で、スピリチュアルスポットとしても注目されていて、この木の前でヨガをする人もいるそうです。

ガーデンショップにはここでしか出会えないギフトも
園内ではボール遊びやシャボン玉、夕方ピクニックも楽しむ人も

参加する前は、所要時間が2時間というのは長いなと思いましたが、実際終わってみると面白くてあっという間が時間が過ぎた日本語ガイドツアー。終了後、解散地点の近くにある国立蘭園 (National Orchid Garden) を見学したり、冷房の効いたギフトショップに寄ってオリジナルグッズを買うのもいいかもしれません。また、ツアーが終わる頃はお昼どき。園内には、ちょっとオシャレな「ハリア (Halia) 」というレストランや、プレイグラウンドもあり子供連れに人気の「フード・フォー・ソート (Food For Thought)」 というレストランもあるのでよかったら試してみてください。

植物園の見方がガラッと変わります

初めてシンガポール植物園に行く方はもちろん、何度か行ったことがある方にも、ぜひオススメしたい日本語ガイドツアー。2017年の実施予定日程は下記の通りです。

1月7日(土)
2月4日(土)
3月4日(土)
4月1日(土)
5月6日(土)
6月3日(土)
7月1日(土)
8月5日(土)
9月2日(土)
10月7日(土)
11月4日(土)
12月2日(土)    
                 
日本語ツアー以外にも、シンガポール植物園では英語の無料ガイドツアーがたくさんあります。ご興味ある方は、公式ウェブサイトをご覧ください。

【データ】
シンガポール植物園 (Singapore Botanic Gardens)
住所:1 Cluny Road, Singapore 259569
URL:http://sgbotanic-jpguide.blogspot.sg/
(日本語ガイドツアーは、ウェブサイトやメールでの予約受付は行われていません)
URL:https://www.sbg.org.sg
(英語ガイドツアー詳細は上記の公式ウェブサイトで)
開園時間:5:00〜24:00 (国立蘭園は8:30〜19:00)
入場無料 (ただし、国立蘭園は入場料大人S$5、学生S$1、12歳未満無料)
備考:ガイド担当者によって、紹介する植物が異なることがあるそうです。コラム内の写真の植物がツアーで必ず紹介されるとは限りません。ご了承下さい。

北野 洋子

北野 洋子
2010年末よりシンガポール在住。元ロイター通信記者。
旅先では現地の人の生活を見るのが好きで、シンガポールでもホーカーセンターやローカル店での小さな発見を日々楽しむ。年間パスで何度も通うほどシンガポール動物園がお気に入り。

    

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