台湾には素肌美人が多くいます。台湾の人は普段ノーメイクな人が多いながら、肌がツルツルで美しい人が多いです。台湾ビューティーの秘訣の一つは、「中医」のお医者さんを利用していることです。
「中医」とはつまり「東洋医学」を用いたお医者さんなのですが、台湾の女性は中医のお医者さんに通っている人が多いです。中医学のお医者さんは、風邪や体調不良の際はもちろんですが、生理不順や生理痛の予防、肌荒れ、ダイエット、冷え性改善などの目的で通う人も多いです。
日本でも最近漢方薬を美容のためなどに飲む人が増えているようですが、日本で購入するよりも台湾で購入する方が半額近くの料金で購入出来、台湾で漢方を処方してもらうと言うのが人気になって来ています。
MRT中山駅と迪化街の間ほどにある「生元薬行」と言う漢方の薬局は日本語でも対応可能と言うことで日本の人にも人気の薬局です。城市商旅と言うホテルの台北南西館を少し西へ、迪化街方面に進んだところにあります!
店内に入ると漢方薬の材料が入った小瓶がずらりと並んでいるのに目を奪われます。並んでいる小瓶の中から実際に材料を取り出して漢方薬を処方してくれます。
店内の装飾はとても豪華できらびやかです。その様子はまるで宮廷に来たかのような気持ちにさせてくれます。
こちらで漢方薬の処方を受ける場合、入って左側のレジのところで診断の申し込みをします。簡単な受付票を書き、まず診察料300元を支払います。
そして番号札を受け取り、奥の診察エリアで待ちます。
日本語が出来る人がいるお店なので言葉で困ることはありません。
漢方薬を処方してもらうためには、まず中医の先生の診断書をもらいます。
先生は手首に触れると体の悪いところが分かるそうです。また自分の体の不調なども相談出来、診断の際には通訳の方が入ってくれるので、心配なく日本語で受診できます。
診断書を書いてもらい、それを薬局の方に持っていくと漢方薬を処方してもらえます。症状によって異なりますが、大体30日分で3000元前後となるようです。
肌荒れで悩む人にはフェイスパック用の漢方もあり、パックは30日分で1500元前後です。
現地の人には液体で処方することもあるそうですが、日本から来ている人には荷物にならないように粉末で処方する場合が多いそうです。そのまま口に含んで水で飲んだり、水やお湯に溶いて飲むことも出来るそうです。
最後に出来上がった粉末の漢方薬を専用のケースに入れてもらいます。
診断書も封筒に入れてくれ、日本でも続けて服用したい時はこの診断書をメールでやりとりしたりすれば注文できるそうです。
「生元薬行」は地元の人からも信頼厚い老舗の薬局で、現地の人も漢方薬を処方しに来てもらっていました。秤を使って処方している様子はとても興味深いです。
また台湾ではよく飲まれる、漢方を使ったスープを作る材料なども販売しています。
日本でも美容のためや健康のために漢方薬を処方してもらうことが人気のようですが、台湾では日本と比べるとうんとリーズナブルな料金で処方してもらうことが出来ます。興味のある人はぜひ試してみてください。漢方はじっくり続けることで効果が表れてくると言われますが、日本からも注文できるのがうれしいですね!
【データ】
生元藥行( 生元薬行)
住所:台北市大同區南京西路181號1樓
Tel:(02) 2555-2970
時間:月〜土(08:30〜20:30)、日・台湾祝日(09:30〜17:30)
URL:http://seng-yuang.com/aboutus/