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メルボルンのローカルの時間の流れを楽しむ住宅街のカフェ

   
逗子 マリナ
逗子 マリナ
 
テイクアウトに訪れる人も多い

メルボルンから電車で約30分。ボックス・ヒル(Box Hill)はアジア人が多く住む街として知られています。
かつては治安が悪かった時代もあったのですが、今はメルボルンでも指折りの物価の安さを誇るため、買い物に訪れる人で賑わっています。

そして駅から少し離れると、公立だけではなく名門私立校などが多い文教エリアとなります。
その一角にあるのがレッド・カップ・カフェ(Red Cup Cafe)です。

子どもは学校へ送り迎えをしなければならないオーストラリア。
送り届けた後、コーヒーを飲んでちょっと休憩する保護者で朝から賑わっています。

閑静な住宅街、幹線道路を入った側道沿いにある

一軒家を改装したような外観は、周りの住宅に溶け込んでいてどこか安心できる佇まい。
同じ道沿いにある消防署のファイヤーファイターが休憩時や勤務明けに立ち寄る姿もみられます。
そう、ここはとてもローカルの人々の生活と密着したカフェ。

もはやマフィンというよりも別のものに見える

ランチの後にテイクアウトしたマフィン。
隣にiPhoneを置いたのですが、この大きさです。
もはやマフィンというよりも、小さめのホールケーキの1/4サイズといった印象。
カフェで通常食べるサイズの1.5倍はあるように思います。

味は好き好きだと思うのですが、やはり甘い。日本のものと比べるとまずは砂糖の甘みがガツンと入ってきますね。
でもこれぞローカルが好む味なのです。

窓から眺めたオープンテラスの席
ラテのクリームもしっかり濃い味わい

店内はシティのカフェと比べると比較的シートピッチが広いので、席を立つ時に後ろの人にぶつかるといったことはありません。

メルボルンは夏でも寒い日があるのですが、そんなことはおかまいなしにオープンエアで過ごすのがメルボルン流。

牛フィレのステーキサンドイッチ
好きな人にとってはたまらないレバーパテ

カフェはコーヒーを飲むだけにあらず。

店にもよりますが、ランチともなるとボリュームたっぷりの食事をしに訪れる人も多数。
時間をかけてゆっくりとランチ。これがシティとの一番の違いかもしれません。

〆にエスプレッソ

食前にラテ、食後にエスプレッソ。
メルボルンのローカルは本当にカフェが生活の一部になっているようです。

メルボルンにちょっと長めにステイをするならば、シティだけではなく郊外に足を運ぶ。そして生活感あふれるエリアに訪れる。意外な発見があるかもしれません。

【データ】
レッド・カップ・カフェ(Red Cup Cafe)
住所:1124 Whitehorse Rd, Box Hill, VIC 3128
Tel:+61 3 9899 1893
営業時間:6:30〜16:30(月〜金)、7:00〜16:30(土日)
アクセス:ボックス・ヒル駅(Box Hill station)から西へマルーンダ・ハイウェイ(Maroondah Hwy)沿い徒歩15分ほど。

逗子 マリナ

逗子 マリナ
広告代理店、コミュニティ紙の取材記者、その後フリーランスへ。雑誌ライター、ムック本コピーライターの他、現在は主にWebを中心に寄稿。今まで訪れた国は約30カ国。アメリカ、オーストラリアと海外在住歴はのべ8年。現在はクアラルンプール在住。旅は寄り道や偶然に発見が多いので自分で車を運転していくのが好き。

    

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