こんにちは!
ラオスと聞いて、その場所を思い浮かべられる人は、そんなに多くないと思います。
ラオスは、タイの東北部に覆いかぶさるようにして、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、中国の5カ国と国境を接する素朴でのんびりとした国です。
今日は、そんなラオスで見つけた食べ物やお酒を少しだけご紹介します。
まず、ラオスといえば、ビアラオですね。ビアラオは、ラオスで最も消費されているビールブランド。といっても、数年前までは他に国産ビールブランドがなかったので、ビールといばこれを飲むしかないといった状況だったのだとか。
しかし、このビアラオ、東南アジア一美味しいとの呼び声も高く、旅行者に愛されているビールなのです。
写真は、コクがあり、ゆっくりと楽しめるダーク。他には、通常のラガーと、ちょっと値段の高いゴールドがあります。
口当たりが柔らかく、後味もスッキリ。ごくごく飲めてしまうのは、ラオスのゆるい空気のせいでしょうか。
こちらは、長年ビアラオの独占状態だった市場に突如現れた、第二の国産ビール・ナムコンです。ナムコンとは、メコン川を意味しており、ラオスの国民的スポーツであるボートレースがラベルに添えられています。
しかし、まだまだビアラオの牙城を崩すには至っていないようで、レストランや商店でも、取り扱っている所は少ない印象です。見かけたら、ぜひ注文してみて下さい。こちらも癖がなく飲みやすいです。
ラオスは、以前フランスの植民地だった関係から、フランスパンが今でも庶民に食されています。そして、その美味しいフランスパンに野菜や肉、卵など、思い思いの具材を挟んだものが、売店やカフェで売られているのをよく目にすることができますが、これが、本当に美味しいです。もっちりとしたフランスパンは、東南アジアらしからぬ、洗練された食感。その中に、新鮮な野菜や肉が、少しエスニックな味付けともに挟み込まれるのだから、美味しくないわけがありません。
ラオスに行ったら必食です。
最後に、ラオス風の鍋です。タイのタイスキとよく似ているというか、ほとんど同じ形状なのです。中央の突起のある部分では焼肉のように具材を焼き、その周りではしゃぶしゃぶのようにできる優れもの。日本に持ち帰りたいと思う旅行者は、僕だけではないでしょう。
そして、この鍋には、先ほどのラオス産ビールが抜群に合います。日も暮れて涼しくなってきた屋外で鍋をつつきながら美味しいビールを飲む。これ以上の贅沢があるでしょうか。
大らかな人々と、穏やかな空気が流れる、良い意味で田舎の国ラオス。日常に疲れたら、是非行ってみて下さい。