ミャンマーは比較的涼しく過ごしやすかった1−2月が終わり、だんだんと暑くなってきました。
暑さのピークである4月にあるのが、水祭り。ミャンマー語ではテンジャン、もしくはダジャンと呼ばれています。
ミャンマーのお正月は毎年4月中旬で、2016年は4月17日です。
その前の数日間(年によって異なり、2016年は4月12日から)、ミャンマーの人々はお互いに水を掛け合い、厄を落とし、新年を迎えます。この時期、日中の気温は40度近くなりますので、水を掛け合うのにもちょうどよいというわけです。
ヤンゴンのメインストリート、ガバエーパヤー通りやピー通り、カンドージ湖の周りには水掛け用の大きなステージが建てられ、そこに入場料を払って入り、道行く人に盛大に放水します。
もしくは、仲間たちでお金をだしあい、トラックを借りて、その荷台に乗って、水を掛けられるためにヤンゴン中を周ります。
舞台もトラックもスピーカーから爆音で音楽を流し、まさにお祭り騒ぎです。
このお祭りの時期は無礼講なので、外国人だろうかお構いなしに水を掛けられます。外を少し歩いただけでズブ濡れになりますので、濡れたくない方は日中は外出しないか、濡れてもよい服装で。スマフォなどは必ず防水用の袋などに入れて持ち歩くようにしましょう。
【データ】
ミャンマー水掛け祭り Thingyan Festival
日程:2016年4月12〜16日(年によって異なる)
時間:大きな舞台での水掛けは9:00〜18:00頃(また、多くの一般の人々が路地などで水掛けをしていますが、それについては時間不定です)
場所:ミャンマー全土
キャサリン
香港・マカオ・広東省などで十数年過ごしたあと、2012年よりミャンマーのヤンゴン在住。初海外旅行は、まだソ連時代にシベリア鉄道で大陸を横断したこと。ミャンマーを中心に、近隣のアジア諸国の情報を発信したいと思っております。