小籠包やカキ氷・・・と食べ歩きには事欠かない台湾、忘れてはならない食べ物にタピオカドリンクがあります。もちもちとした食感や、独特ののどごしが人気の飲み物です。
ミルクティーにタピオカが入った「パールミルクティー」は日本でも人気のスイーツですが、あまりメジャーな存在ではありません。
日本以上にタピオカを愛している、台湾の人たち。彼らにとって、タピオカドリンクはとても身近な存在。街のタピオカ専門店は昼夜を問わず、多くのお客さんでにぎわっています。
あまりにもタピオカ店が多いので、思わず迷ってしまいます。そこで、ステイ先で知り合った台湾の男子大学生たちに「好きなタピオカ専門店」を聞いてみることに。
男子はスイーツに無縁・・・と思いきや、おどろくほど、次々とお店の名前が挙がってきます。その中でも多かったのが「Coco(都可)」というお店。
紅茶やフルーツティー、ジュースを扱う、冷たいドリンクの専門店です。台湾の全土と、カナダや香港にも展開しています。
大学生たちから、人気のメニューはパッションフルーツティー&ナタデココ・タピオカ(漢字)と聞いていました。トッピングがたくさんの豪華な名前です。モチモチ、コリコリとした食感がスゴそうです。他のジューススタンド(タピオカ店)では扱っていない、Cocoオリジナルのメニューなのだとか。
注文はカウンターで行います。メニューには繁体字と英語が書かれているので、指さしで注文することも可能です。
カウンターから、店員さんが手際よくドリンクを作る様子が見えます。カップにジュースやタピオカ、ナタデココのトッピングやシロップを入れと、完成。
タピオカとナタデココ。モチモチとした食感だけでなく、パリパリとした不思議な食感も。なんとパッションフルーツの果実(種)も入っていました!パッションフルーツは日本で見かける機会が少ない南国の果物の一つ。南に位置する台湾に来たことを感じます。
ほどよい酸味と食感が楽しい、満足度120パーセントの味でした。
注文カウンターには人気メニューランキングが貼ってありました。Cocoの一番人気は「タピオカミルクティー」。日本でも見かけるドリンクですが、本場はタピオカの量が全然違います。とても多い!
注文した商品を受け取ると、ボトルの下半分にずしりと沈んでいるタピオカに思わず目が釘付けに。
弾力あるタピオカと、濃厚なミルクティーの相性がバッチリ。飲み終わるまで、モチモチとした食感を楽しむことができました。
大粒、そしてたっぷりのタピオカにシアワセな気分になること間違いなし。台湾に到着したら、まずはCocoに立ち寄ってみてはいかがでしょう。
【データ】
ココ 西門町店(Coco・都可茶飲 西門町)
住所:台北市萬華區武昌街二段4號
Tel:(02) 2312-3789
URL:http://www.coco-tea.com/
ジェイ 桜井
観光関連の仕事に携わったのち、トラベルライターとして活動。独自の視点で集めた旅行の素晴らしさや醍醐味、そして感動をノーフィルターで皆様に届けます。暖かいところが好き。沖縄やハワイといった南の島々を訪れ、現地の人とワイワイやっています。