![博物館の入口付近には禍々しい絵が...](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16021709561184118.2.jpg)
規模こそは小さいものの、たくさんの博物館や美術館、ギャラリーがひしめくザグレブ。そんなザグレブで今、ある博物館がひそかに注目を集めています。
![この拷問具が目印!](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16021709561189946.2..jpg)
ザグレブの中心地であるイェラチッチ広場から徒歩わずか1分。トカルチチェバ通りに向かう道の途中に写真のような怪しげな立て看板が見えてきます。その看板が導く先はMuseum of Torture(拷問博物館)。
![階段を上った先、日本式の「2階」に博物館は位置しています](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16021709561192876.4..jpg)
恐る恐る階段を上り、たどり着いた先には、禍々しい大きな絵が描かれた壁がお出迎え。黒い扉を開けると、暗い館内が...!そんな雰囲気にドキドキしながらも、気さくで優しいスタッフのRenata(レナータ)さんが出迎えてくれほっと一安心することができました。
![スタッフのレナータさん](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16021709561195391.7..jpg)
豚などを象った辱め用のマスクから「ギロチン」や「鉄の処女」など、思わず目を背けたくなるような数々の拷問具がずらり。世界史の教科書などで挿絵などを見たことはあるものの、レプリカとはいえ実際に見るのは初めて。
![博物館の中で特に来館者の目を引く「鉄の処女」](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16021709561198111.2..jpg)
レプリカだとわかっていても、見ているだけでなんだか背筋が寒くなるような思いがしました。
![無料で貸りられるタブレット](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/160217095612934.6..jpg)
チケット購入時に、上の写真のようなタブレットが手渡されるのですが(貸出無料)センサーにタブレットを近づけると、それぞれの道具がどのように用いられたのか、文章と音声で説明してくれます。(クロアチア語・英・西・仏・伊・独語対応。残念ながら日本語はありません)
かなりユニークな博物館ですが、ザグレブで一味違った観光をしてみたいという方、いかがですか?
【データ】
施設名:拷問博物館(Muzeum of Torture)
住所:Tkalčićeva 13, 1st floor, Zagreb
Tel:+385 1 645 9803
開館時間:毎日11:00〜19:00
※1月1日、11月1日、12月25日、イースターは休館日
12月24日・31日は11:00〜15:00までOPEN
入場料:大人ひとり40KN
URL: http://tortureum.com/