ミャンマー鉄道で日本の中古車両が活躍していることは、日本でもニュースになり、ご存知の方も多いと思いますが、元・広島電鉄の路面電車がヤンゴンで走り出しましたのでご紹介します。
場所はヤンゴンの南側、カンナ−通り、ヤンゴン港に隣接する路線で、約6キロの区間を、時刻表上は30分で走ります。
場所柄、庶民の足というよりも、遊園地の乗り物のような雰囲気で、子供連れのファミリーが、この電車に乗るためだけにやってきています。
日本からやってきた中古譲渡車両ということで、計器類には日本語が書かれているのですが、ミャンマー国鉄の職員たちにはちんぷんかんぷんですので、英語またはミャンマー語でマジックペンで説明書きが手書きされています。
運行はワーダン駅出発が朝8時で、全部で3往復し、13時にはワーダン駅にて終了してしまいます。
乗車したい方、写真をとりたい方は午前中のうちに現場に行きましょう。
運賃は片道100チャットです。電車に乗り込んだら、車掌さんがチケットを売りに来ます。
キャサリン
香港・マカオ・広東省などで十数年過ごしたあと、2012年よりミャンマーのヤンゴン在住。初海外旅行は、まだソ連時代にシベリア鉄道で大陸を横断したこと。ミャンマーを中心に、近隣のアジア諸国の情報を発信したいと思っております。